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心の隙間

 日々与えられるものに愛着を持ち、充実した毎日を送っています。恵まれた生活が永遠に続くことはありません。今の生活で当たり前と思っているものを失うと、心に隙間が生まれます。幸福が手から抜けています。

生きがい、愛着を感じているものを失うと、心に大きな穴が生まれます。人生でもっともおそれることは、愛する人もなく、一人生きることです。一人で強くいきていける人は多くありません。寄りかかって、つながっていたいと思います。

 人と人とをつなぐチャネルがあります。そのチャネルを通して、生きていく力、愛を得ることができます。愛というものは特別なものです。心が芯から冷えているときに、あったかく包んでくれるものです。

愛されると嬉しい、愛されないと淋しい
愛されなくても、愛することがあれば満たされる
愛が欲しくて見つめる。少しでも愛が感じられれば、胸が暖かくなる
愛するものがあれば夢中になれる
愛に変わりになるものはこの世に何もない。
幸福と呼ばれるもののなかに愛が含まれる。
いや、愛こそが幸福そのものである。 
<ヴィトゲンシュタイン> 

人は真の愛を体験すると、充足して完全な幸福を感じ、えも言われぬ波動と力と感覚で満たされる。そしてもうそれ以上、他には何も必要としなくなる。愛に感化された魂は、他者を自分自身の一部のように感じるので、他の人にも愛の至福を伝え、幸せになる手助けをしたいと望む。

愛に満たされると、・・・・オーラは非常に大きくなり、さらに輝きを増す。愛の度量が大きければ大きいほど、その人の波動は高くなり、伝送可能なエネルギー量も増える。人が愛す時には、この愛の波動を相手に伝えているのだ。受け手が敏感であれば、熱くはないが温かい強いエネルギーが波のように押し寄せる感覚と、体中を巡る波動を感じる。それは、魂の気孔の一つ一つを満たすように、自分の一番奥深い隅々まで行き渡り、ぞくぞくさせ、平和と調和の雲に包まれている感じにさせる。
 <魂の法則>

1枚の写真

 カメラは生活の楽しいシーンを切り取る、不思議な装置です。イスタンブールにいる懐かしい友達から、室内で小さな男の子と犬が仲良くソファーに並んでいる写真を送ってきました。

 生活のなかには、子供がもたらしてくれる、小さな感動、小さな幸せがあります。彼女は、母親として、喜びをもたらす楽しい時間があり、家族を大切にしているようです。目の前にある、いいことに気づいて、それを味わうことで、心に広がってきます。いつも、ニコニコして楽しい母親の姿は子供へのプレゼントです。笑顔のあるところに、いいもの、いい空気が集まります。笑顔でいると、周囲もしあわせになります。母親が子供にできることは、できるだけいい気分でいること、人生を前向きに楽しく生きていけるように、導いてあげることです。自分の力で、できることが少しづづ増えて、やればできると、自信を持つようになります。喜びが写真から伝わるときに、自分の心の中にも同じような喜びを見出すことができます。

「結局、一番幸福な日というのは、素晴らしいことや驚くようなこと、
胸が湧き立つような出来事が起こる日ではなくて、
真珠がひとつずつすべり落ちるように
単純な小さな喜びを次々に持ってくる一日一日のことだと思うわ」(アンの青春)

心のチャネル

 心のチャネルでは、見れる像にはいろんな周波数のものが含まれます。広い帯域の周波数に、高い波長から低い波長まで存在します。心の状態が高い周波数のチャネルにあわすとき、見る像が心地よく、物事を気分良く受け入れることができます。

 感謝のチャネルにあわすと、いろんな人から励まし、元気、いたわり、優しさをもらっていることに気づきます。心の状態が低い周波数のチャネルにあわすときに、反発を感じます。不満のチャネルにあわすと、人の欠点、間違い、してくれなかったことが心に浮かんできます。

 できるだけ、心の波長をあげたいと思うのは、みな、同じです。ちょっとしたひとの一言で、深く落ち込みます。心のチャネルで見る像には、取り返しのつかないミス、恋愛の挫折等、痛恨の極みが映ります。自分の人生の至らない部分を知ることができるかもしれません。人のない言葉に心をハイジャックされると、いやな思いからでられませんので、うまくかわすこともたいせつです。

 私たちは、人のお陰で楽しい人生を送れています。いろんな面倒なことを他の人に依頼していますが、視野が狭いためによく見えません。環境をよりよくしたいという人が多くいます。無私でいろんなことをやっている人がいるから、世の中は回転しています。華やかな舞台で輝いている人もいますが、縁の下の力持ちで、人を支えたり、光をあてたりします。人生の舞台裏を見ると、人生のすばらしさが見えてきます。

 自分がいる半径2mくらいをいい雰囲気にしたいものです。周りを和やかな温かい雰囲気で包み込みましょう。人に影響を受けやすいならば、いい人と接したいものです。たまに会合があって、雰囲気が良いか、悪いか、それぞれの人も持っている気に影響を受けます。いい気を持っている人がいると、周囲も明るくなります。努力家で苦労した人は、心にいろんな屈折を持っています。そのような人と接すると、いやな面を見ることになります。人間関係は仲が良いよりも、本当にぶつかりあって互いの良くない部分をしてきあったほうが、確かな人間関係になるそうです。

 竹のような、人間性がまっすぐな人は見ていて、気持ちがいいものです。生きていく上で、障害・摩擦なく、クリアできる性格はすばらしい。いろんな問題があると、周りの人と摩擦を起きるのが普通です。いやな事、損な事があるときに、それを素直に引き受ける人がいます。みんなが分担しあうことで、楽しくなります。利害をぶつけ合って調整すると、損するひと、得するひとが出てきます。それならば、心にしこりがのこらないことはありません。つらいことを引き受ける人がいるから、楽さしてもらっている場合もあります。

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