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気楽な新年の誓いとは

 人生において、一時間、一日、一週間、一年の単位で、時間の窓をつくり、物事を計画的に遂行していきます。学校、会社にはきちんとした計画があり、その中で学生、社会人は決めらたことに取り組んでいます。個人の場合、一年は長い時間ですので、具体的な計画を立てることが難しいように思えます。

  新年を迎えるにあたり、あらためるべきこと、大きなチャレンジを掲げる必要はありません。具体的な目標を持たなくてもよいですが、楽しみを増やす生き方を選びましょう。

 個人的に何に時間をかけたいですか?「ワクワク、楽しく、関心のある重点分野・領域」を選び、行動する新しい機会を増やそう。そこで出会うものを、積極的に受け入れよう。

 人と会話で笑いと喜びを増やし、友だちとあう回数を増やす。周囲の人が成長する、よろこぶことをする。楽しむことはとても大切です。生きる喜びとなります。非常に努力を必要とすることをしている間でも楽しみが必要です。

 毎年、新しい経験をしますが、問題も解決しないまま、残しています。成長したら、自分で目の前の今の問題を解決する自信を持っていても、過去の未解決問題を解決しようとしたら、時間が足りません。時々、できなかったことを思い出して、イライラしたり、辛い思いにおそわれます。

 新年を迎えるにあたり、すっきりと、身軽に生きることです。いい心がけは、やるだけやったら、あきらめることです。うまくいかなたっことを受け入れる。素直に自分の心に向き合うことで、チャラにすることができます。

 今、背負っている重荷を手放す。自分の手に負えないことは、「チャラにする」ことかもしれません。人生の展開がはやいので、その変化の速さにめまいを感じ、問題に対応できません。問題を手放すことが必要になります。

 古い人間関係を解消するために、係争をしている人がいます。古い人間関係をリセットし、白紙の状態になる。すっきり気持ちで手放すと、後への影響が小さくなります。こだわりは、物事を達成するときにはなくてはならないものですが、うまくいかない時には命取りになります。

チャラにする  
① 物事を相殺してなかったことにすること
 帳消しにする ・ 清算する ・ バランスする ・ 水に流す
② それまでの経緯が何もなかったようにし元の状態に戻すこと
 白紙撤回する ・ 白紙に戻す ・ 案を引っ込める ・ 計画を取り下げる ・ チャラにする ・ リセットする ・ キャンセルする ・ ご破算にする






日本人のレジリエンス

 太平洋戦争で連合国に無条件降伏してから、戦後70年の2015年も終わろうとしています。私たちの生活圏に困難がさざ波のように押し寄せて去っていきます。最近では、リーマンショックのような金融危機、東日本大震災、地球環境の温暖化、東日本豪雨のような鬼怒川の決壊等がありました。当初は、それに翻弄され、その衝撃に対応できない組織、個人もあります。それに踏みとどまり、前よりも強靭になって成長しています。転んでもただでは起きぬ力は、一つのレジリエンス(弾力性、回復力)です。

 米軍による本土空襲で都市が潰滅し、980万人の被災者、33万人の死者が出たそうです。昭和20年、8月14日の御前会議で、昭和天皇の聖断によりポツダム宣言受諾が決定され、終戦の詔勅が発せられ、連合国に対しポツダム宣言の受諾を通告して、15日に玉音放送がありました。東京も大空襲で建物がほとんど破壊されて、多くの人がなくなり、焼け野原の状態でした。当時の写真を見ると、絶句しそうです。

 戦後の経済成長は奇跡のようです。もちろん、そのような光の部分だけなく、影の部分があります。、物不足によるヤミ市があります。戦時中・戦後しばらく、配給制度でインフレ・物不足の状態でした。そこで、在日外国人、引揚者、罹災者、愚連隊らが戦災による焼跡などを不法に占拠してバラック建ての店を構えてました。工場や作業場などにまだ残っていた製品が持ち出されたり、家々からは中古の日用品、農家から野菜や穀物・イモなどの食糧などが持ち込れ、売られていたそうです。なりふり構わず生きる時代もあります。

 戦争で負けたとはいえ、日本人の気概、国として成長する可能性が失われていませんでした。昭和21年、本田宗一郎は、陸軍で使用していた無線用小型エンジンを見て、自転車に取り付け試走することを思いつきました。同じ頃、盛田昭夫と井深大が日本橋本店のデパート3階の一室を事務所としてソニーを創業しました。戦後の混乱にあいっても、ビジネスの可能性に気づき、何に焦点を合わせるか、何が大切なことか、何をするかを考えて、挑戦した人々が、奇跡の復興をけん引してきました。

 最近では、東日本大震災のあとの復興がありました。東日本大震災の時は甚大な被害でしたが、そこでも、脅威的かつ迅速な震災復興を実現しました。危機のときにおける日本人の良さは、転んでもただでは起きないところです。何に焦点を合わせるか、何が大切なことか、何をするかと、成功の要因でKFS「Key Factors for Success」を掴んで、正しい努力を継続して、立ち直りが早く、復活するところにあります。混乱で思考停止で適切な処理が取れない組織、個人は没落します。

人生を変える問いかけ

人生を変えた贈り物より  アンソニー・ロビンス

 マイナスの考え、感情、疑問、言葉と二人三脚をしていませんか?

 マイナスの考え、感情、疑問、言葉がない人生を想像できませんが、
気付いたら、それを素早く手放すようにしたいものです。
 そうでなければ、それらに、心が無条件降伏で占領されることになります。
人生を素敵に変える問いかけをやってみれば、効果が得られます。

 10日間のチャレンジは1日で挫折しそうです。

1.これから10日間、マイナスの考え、感情、疑問、言葉、メタファーに近づかない。

2.もしネガティブなものに焦点を合わせていたら、良い状態にもっていく自問をする。
 きっとそうなるのだ。もしくは、<問題解決のため>のクエスチョンをする。

3.朝、目が覚めたら、<朝のパワーアップクエスチョン>をする。

4.夜、眠る前に<夜のパワーアップクエスチョン>をする。

<朝パワーアップクエスチョン>
1.幸福な 2.ワクワクする 3.誇れる 4.感謝できる 5.楽しい 6.打ち込める
今の人生で「 XX こと」は何だろう?
どんな点が XX のだろう?
そのことでどんな気分になれるだろう?
7.私は誰を愛しているだろう?
誰が私を愛してくれているだろう?
どんな点が私を愛情豊かにしてくれるだろう?
そのことでどんな気分になれるだろう?

<夜のパワーアップクエスチョン>
1.今日は何を「与えた」だろう?
 どんな点で与える側にまわっただろう?
2.今日は何を「学んだ」だろう?
3.今日はどんな点で人生の価値を高めただろう?
将来の投資として、今日をどのように使えばいいだろう?

 朝夜のパワーアップクエスチョンでも、簡単そうで詰まらずに答えることが難しい質問です。
もし、つまりそうでしたら、問題が心に引っかかっているかもしれません。そのときには、問題
の解決策を考えてみましょう。

<問題解決のためのクエスチョン>
1.この問題の「すばらしい点」は何だろう?
2.まだ「完全でない点」は何だろう?
3.望むような解決のために進んでしようと思うことは何だろう?
4.望むような解決のために進んでやめようと思うことは何だろう?
5.望むような解決のために必要なことをして、しかもそのプロセスを楽しむには、どうすれば
いいだろう?







信頼できるものはハートだけ

  どんなことがあって、「自分にとって正しいこと、これだ!と思う通りに生きること」(マヤ・アンジェロウ)

 夢、期待、理想をもつと、人生楽しいときもありますが、いろんな副作用もあります。心を見つめてみましょう。そこに理想と現実のせめぎあいが見えてきます。心の中が一触即発の火薬庫の状態であり、花火のように感情が爆発します。どんな人間でも、聞き分け子供のように自分のしたい事がどうしてもしたくなることがあります。車のエンジンが燃焼しているように、迸(ほとばし)る感情は、生き生きと生きている証です。何もない、あなたがハートで感じないかぎりは。ハートに従いハートで生きることが大切です。私たちが信頼できるものはハートだけ!

 「思っていた現実と違う」というギャップに驚き、それをうめながら、社会人として、自分の居場所を確保することができます。夢、期待、理想が大きいと、失敗した時の痛手が多くなります。いつしか、時代が変わっていくと、現実と理想のギャップが大きくなり、「こんなはずではなかった」と後悔することがあります。理想を見失うと、自分がする事なす事にもはや意味を見いだせないことがあります。

 人生はつらいこともあります。多くの問題、困難、失敗がやってきます。知っている人に残念な出来事が見舞われたことがきっかけとなって、過去の嫌な出来事を思い出すことがあります。心の中で小さなことが雪だるまのように大きくなってしまうことがあります。

 「一番、頑張った人がそれにふさわしい結果を選らずに、第3者が不意に現れて、それを取っていく。」

 「一番、報われてほしい人が悔しい思いをしている現実があります。」

 痛恨の極みとは大袈裟な表現ですが、普通のちょっとしたつらい出来事であるのに、ちょっとしたことで過剰反応することがあります。素直に見つめると、自分の姿が見えてきます。日頃、いろんなことを我慢して、ストレスが蓄積しています。感情を一挙に掃き出してしまうときがあります。人間関係、信頼関係に綻びが入ると、心の葛藤に入ります。 仕事の現場における「現実」 「理想」と「現実」の折り合いをうまくつけて行くか、そのまま理想を持ち続けて、現実と理想の間でもがきつづけるかです。その答えは簡単です。

 心をひらくか、とじるか?心を閉ざせば、夢の灯りはやがてきえてしまい、フラストレーションと失望の連続で胸が痛みます。心を開けば、夢や目標はさらにわきおこり、達成し、よろこび、わくわく、どきどき、胸が満たされます。



神様が与えてくれた命

 神様が与えてくれた命を生きる。
 
 先日、2年位、病院に伏して半身が身動きとれない母から緊急呼び出しが看護師経由で、兄弟にあった。慌てていったが、何事もなく、元気そうでありがたかった。だだ元気してくれるだけも、いろんなことを教えてくれるし、兄弟、それぞれ学ばないといけないことが多い。病院がとても大切に世話してくれるとはいえ、心の『張り合い』、『期待すること』について考えさせられました。

 残念ながら、母には、病院を抜け出して、自由に世界を味わえる元気もない。堀辰雄の『菜穂子』で次様なふと浮かんだ。

  ある日、菜穂子は八ヶ岳山麓の結核療養所へ入院することになった。

  『十二月になってからは、曇った、底冷えのする日ばかり続いた。(菜穂子は)終日、開け放した寒い病室の真ん中の寝台にもぐり込んだ儘、毛布から目だけ出して、顔じゅうに痛いような外気を感じながら、暖炉が愉たのしそうに音を立てている何処かの小さな気持ちのいい料理店の匂だとか、其処を出てから町裏の程よく落葉の散らばった並木道をそぞろ歩きする一時ひとときの快さなどを心に浮べて、そんななんでもないけれども、いかにも張り合いのある生活がまだ自分にも残されているように考えられたり、又時とすると、自分の前途にはもう何んにも無いような気がしたりした。何一つ期待することもないように思われるのだった。

「一体、わたしはもう一生を終えてしまったのかしら?」と彼女はぎょっとして考えた。「誰かわたしにこれから何をしたらいいか、それともこの儘何もかも詮あきらめてしまうほかはないのか、教えて呉れる者はいないのかしら? ……」

雪が激しく降る日、菜穂子は衝動的に療養所を抜け出し、北風で片側だけが雪で真白な列車に乗り新宿駅に向った。東京も雪だった。菜穂子は自宅へ電話し、銀座で夫と待ち合わせた。・・・・ 自分の行動に一生を賭けるつもりで来た菜穂子だったが、圭介は菜穂子が何故来たのか深く追求しなかった。・・・・菜穂子は、明日一人で療養所へ帰ると言った
 
 「一つの想念が急に彼女の心に拡がり出していたからだった。それは自分がきょうのように何物かに魅せられたように夢中になって何か手あたりばったりの事をしつづけているうちに、一つ所にじっとしたきりでは到底考え及ばないような幾つかの人生の断面が自分の前に突然現われたり消えたりしながら、何か自分に新しい人生の道をそれとなく指し示していて呉れるように思われて来た事だった。」 

公務員天国

 公務員は、税金を使っていますが、自分で稼ぐことをしません。思い切り予算を確保して使っている方が大きな仕事をしている幻想を感じます。税金でこんなことをしていいのだろうか、ということを考える人が少なく、国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高が、1057兆2235億円(2015年6月末時点)です。総人口の概算値をもとに単純計算すると、国民1人当たり約833万円の借金を抱えていることになる(7月1日時点)そうです。

 公務員は、居心地は良いのだろうか?悪いのだろうか?それは、組織次第です。優秀な人が集まっている職場なら、公務員であろう、民間であろうと、活気はあります。人事制度がよければ、どちらも働きやすいことは確かです。生き甲斐、働き甲斐を何に求めるかというのは課題です。

 若くて、機動力があり、突出した能力がある人は、公務員という枠に収まりきれません。優秀な人にとっては、民間の方が能力を自由に発揮できる裁量があり、実力主義により、その貢献に見合う報酬を得ることができます。公務員にある制約もなく、実力主義で自分の可能性を最大限に発揮できることで生き甲斐を感じることができます。自分の努力が正当に評価されると、やる気が生まれます。自由な雰囲気で、のびのびできることは、民間の良さです。

 優秀な人にとっては、公務員にある法令で定めた制約があり、不自由に感じられるかもしれません。国の官庁で働くキャリアの優秀な公務員がいて、国に命運を左右するような気概のある仕事をしているのも事実です。優秀でない人にとって、景気の影響を受けることなく、雇用が安定していることはメリットです。

  雇用が安定しており、組織改編又は廃止を行い改編後の定員が減らない限り、解雇されることはありません。業績が非常に悪くても、解雇されることになく、問題のある人でも、なかなかやめさせることはできません。問題の人の処遇が大変で、税金を使って、働かない人の雇用を保証していると、その弊害は、サービスを受ける人です。

 実は、公務員は天国でありません。余り、表に出てこないことが多くあります。先日、飲酒運転で懲戒免職になった事例の説明がありました。困った人は公務員にもいます。精神的に病むとか、不治の病に陥る、個人的な理由もありますが、民間の厳しさが少しあれば、改善されるような問題もあります。どんな理由であれ、働けないことによるその負担も周囲の人が背負うことになります。組織の退化が進んでいきます。



気楽にいこうよ:受け止め方

  気楽に行こうよ。心が楽になるようにものごとをとらえましょう。体をやすめ、心もやすめて、リラックスできるようにしましょう。

 視野が狭くなると、感情の落とし穴に入ってでられなくなります。「いやな気分よさようなら」できない人います。「いやな気分よさようなら」できない人には、受け止め方に次のような個人の傾向があります。

1 全か無か思考: 2 一般化のしすぎ: 3 心のフィルター:
4 マイナス化思考: 5 結論の飛躍: 6 拡大解釈(破壊化)と過小評価:
7 感情的決めつけ: 8 すべき思考: 9 レッテル貼り:10 個人化:

 自分の感情の起伏を知ることは、自分の性格や行動パターンを知り、人間関係で自分の振る舞いをコントロールすることに役立ちます。感情は、喜怒哀楽など基本的な感情から,夢や希望,芸術性や宗教性など精神性の高い感情まで含んでいます。喜び、楽しさのゾーンは明るい肯定的感情、怒り・哀しみのゾーンは否定的感情と関連があります。感情の判別はかなり高度な作業です。

 野球の場合に投手から捕手にボールを投げたときに、審判がストライク、ボールを判別します。人間の心にも物事を受け止める感情のゾーンがあって、どのゾーンに入るかを決めているそうです。数秒の間に、冷静になると、平常心で感情を判断できるようになります。

 感情のゾーンについても、 同じ出来事でも人によって人によって反応が異なります。怒り・哀しみについて、ものごとの受け止めかたで、怒りになって、しまうか、哀しみになってしまうか、分かれるそうです。感受性の強い人、鈍感の人がいて、人によって各ゾーンの広さは異なります。

 感情は,意志や思考・判断,過去の感情・情動の経験が複雑にからみあって形成され自覚・認識されます。心理学の分類とその説明を以下にのせます。肯定的感情、否定的感情、意志的感情に分かれます。
 
肯定的感情:
    [一般的感情] 快,充実,自由,安心,喜び,楽しみ,おかしさ等、
    [社会的感情] 連帯,愛情,保護,優しさ,安全,解放等、
    [優越的感情] 優越,自信,自尊,勝利,所有,支配等、
否定的感情:
    [一般的感情] 不快,空虚,不安,悲哀,恐怖,当惑,失望等いて
    [社会的感情] 孤独,憎悪,排除,怒り,嫉妬,閉塞等、
    [劣等的感情] 劣等,不信,自虐,敗北,軽蔑,拘束,恥辱等、
意志的感情:
    好奇,探究,希望,期待,意欲,信仰,義務,高揚,戦い等、
    (自己の意図や目的、欲求や希望を実現するとき、実現したときの感情、充実感・達成感を含む)

肯定的(ポジティブ)感情は、快楽・快適・安心を感じさせる感情である。

 否定的感情は生命の生存を脅かす刺激に対する不快な感情反応である。生体に耐えがたいストレスを強いるとともに、ストレス状態からの脱出の行動(退避・防衛、摂食・攻撃)が準備される。

 意志的感情は、主体的な困難解決について関連します,意志は欲求にもとづく快・不快の反応でなく、快不快の評価的反応を越えた人間的な知性にもとづく、希望・願望・決断・命令・信念・努力という積極的な意識にもとづく感情である。

 一般的感情は、生命活動一般について、社会的感情は、自然や社会環境一般について,優越的感情は、個別的対人関係について関連します。

付録
「いやな気分よさようなら」星和書店 P.35 

1 全か無か思考:
 ものごとを白か黒のどちらかで考える思考法。少しでもミスがあれば、完全な失敗と考えてしまう。

2一般化のしすぎ:
 たった1つの良くない出来事があると、世の中全てこれだ、と考える

3心のフィルター:
 たった1つの良くないことにこだわって、そればかりくよくよ考え、現実を見る目が暗くなってしまう。ちょうどたった1滴のインクがコップ全体の水を黒くしてしまうように

4 マイナス化思考:
 なぜか良い出来事を無視してしまうので、日々の生活がすべてマイナスのものになってしまう

5 結論の飛躍:
根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう
 a.心の読みすぎ:ある人があなたに悪く反応したと早合点してしまう
 b.先読みの誤り:事態は確実に悪くなると決めつける

6拡大解釈(破壊化)と過小評価:
 自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する。逆に他人の成功を過大に評価し、他人の欠点を見逃す。双眼鏡のトリックとも言う

7 感情的決めつけ:
 自分の憂鬱な感情は現実をリアルに反映していると考える。「こう感じるんだから、それは本当の事だ」

8 すべき思考:
 何かやろうとする時に「~すべき」「~すべきでない」と考える。あたかもそうしないと罰でも受けるかのように感じ、罪の意識を持ちやすい。他人にこれを向けると、怒りや葛藤を感じる

9 レッテル貼り:
 極端な形の「一般化のしすぎ」である。ミスを犯した時に、どうミスを犯したのかを考える代わりに自分にレッテルを貼ってしまう。「自分は落伍者だ」他人が自分の神経を逆なでした時には「あのろくでなし!」というふうに相手にレッテルを貼ってしまう。そのレッテルは感情的で偏見に満ちている。

10個人化:
何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合にも自分のせいにしてしまう


  

 



 
 

良い経験を重ねる

 ロンドン大学の先生Dr Rutledge が発見した幸せの式です。楽しいことを期待すると、その結果を知る前に幸せ度に影響します。あなたの好みのレストランで友だちと会う計画を立てたときから、計画をしてすぐに、正の期待値があなたの幸福を増してくれます。

 幸せ=  ベースライン平均ムード + 確実なリスクなしの報酬 (CR) + リスク時の平均報酬 (EV)
     + 実際の報酬と期待値の差 (RPE).

 友だちを巻き込んで、楽しい計画をつくることで、楽しみを倍加し、人生に楽しい思い出の花を添えることができます。楽しみに待つことがあると、それまでの間に、いろんな希望を抱いて、幸せ気分にしてくれます。
いろんなものごとを選ぶ基準として、なんとなく惹かれる、喜びを感じることを選ぶことが大切です。直感を信じる。楽しいことが待っている人生を作りましょう。

 ”あなたが一番思い出に残っている休暇や旅行、イベント、経験のことを思い出してみてください。あなたの大切な人たちと過ごした時間を振り返るのはすごく楽しいことだと思いませんか。すばらしい経験はその後何年も続く思い出や、幸福感を生み出すのです。”(「元気はためられる」 トムラス P116)

 大切な人との旅行の「前」「最中」「後」に何が起きるか考えればわかります。友だちと冬休みの旅行計画をしたら、「楽しみに待つ」という数か月を経験することになります。それを、友だちと旅行の出来事を経験します。写真に撮ったり、お互いに語りあったりして、旅行後も楽しい時間を思い出すことができます。先日、友達が正月の休暇、東京ディズニーランドにいって過ごす話をして盛り上がっていました。お互いに楽しみの思い出の共有ホルダーがあると、幸せ気分を振り返ることができます。

人を幸せにする計画

  わくわく楽しみを待って生きています。突発の出来事のたびに、流れに身を任して、おもしろかったらやってみようと、臨機応変に対処しています。あらかじめ予定がわかっていたら、人を幸せにする計画も、準備もできたと反省します。気がつけば、『心にぱっと灯りが灯る』ような不思議な一日でした。人に素敵な贈り物を与えないといけない立場でありながら、受け取ることになったので、どこかでバランスを取る必要がありそうです。人関係を豊かにする人との交流は、大切にしたいものです。人々に役立てる日数は少なくなっています。

 何も特別なことも予定になく、今日、一日が他の日と同じように過ぎて行くように思えました。午前中に大事な要件を済ませて、心に余裕をもって、午後は過ごせそうでした。30分後に着くという正午に電話があり、知人がコーヒーを30本も差し入れでもってきてくれました。最近、あまり行くことがなかった美味しいレストランを訪問し、彼と食事をしました。腕の良い料理人は細部までおろそかにせずに上品に美味しい食事を作ります。人との交流についてはいつも大切にしています。人との交流で何か楽しいことが起こる予感をもっています。それが、いつかわかりません。

 5時以降、今日は、残っている人がほとんでいませんでした。やり残している仕事を片付けようと準備を始めました。すると、電話かかってきて、これからいつもメンバーが集まるので、ショッピングモールで出会うことになりました。ショッピングモールに行く途中がいつもより混んでいました。買い物客が多そうなので、途中から道を変えて混雑を避けました。

 本日は、パスタに4人で行くことになりました。3人は一日年休をとって午後はのんびりと過ごしたそうです。パスタ屋さんは、クリスマスを家族で過ごす人が多いのか、客入りは少ないでした。レストランで、食事を堪能した後、思いがけずに、円錐形のガラス製の飾り物、温かそうな毛糸のストール等のプレゼントを3人から頂きました。もう一人が仕事で遅くなって合流するので、アイスクリームのケーキを20個、 フライドチキン、スナック、飲み物類を買っていつもの場所に移動することになりました。それからずっと話が盛り上がり、深夜一時まで話が盛り上がりました。いつも聞くことができなかった本音の部分を知ることができました。






充電、質の高い生活

  折々、出会う人が新鮮な情報を運んできてくれます。この一年にいろんな楽しかったこともありましたが、どれほど、記憶に鮮明に残っているでしょうか。人生の時間が有限ですので、人生の時間をできるだけ有意義にしたいと強く思います。一番、有効な時間の使い方は、これから伸びてゆくものに使いたいものです。

 一つのことで時間を取られると、他のことができなくなります。長時間の働いているのに、残念な結果しか載せません。自分よりも少ない時間で10から100倍以上の生産性の高い人がいます。手間がかかる仕事をしていると、生産性が低くなります。生産性の低い人は、頭がすっきり整理されていません。本来は、簡単なことが複雑になってしまいます。スマートな人が使えば効率的なツールでも、複雑さを好む人が手順を複雑にしていきます。してはいけない仕事に手を出すと、

 思い切り休んで、充電しましょう。10年に1年位休憩をとって、自分の好きなことをする自由があれば理想です。仕事を長く持続していると、マンネリ化して、創造性が低下していきます。質の高い時間を過ごすには、有限な時間というリソースを有効に使うことです。「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法」という本で、時間の使い方を「消費」「空費」「浪費」「投資」に仕分けしていました。

「消費」は、業務などの仕事や家での家事で用いる時間、
「空費」は、バスや電車などでの移動中の時間などの他にも活用できそうな時間、
「浪費」は、テレビやネットサーフィンなどの趣味やダラダラと時間を使っちゃう時間、
「投資」は、消費を減らすための自己啓発や学習の時間、

 仕事の範囲を拡げないで、自分でないとできないこと以外は、他に任しましょう。時間を有効利用して、休養の時間を確保することが望ましい場合があります。エネルギーを充電すると、気力が体に漲ってきます。日々の生活のストレスへの耐性が強くなります。少しの疲労でも回復よりにすぐれ、日々、同じペースを働くことができます。食べること、寝ること、動くことは、健康であるために必要です。

 医師、看護師、教師、ホテルマン、銀行員、セールスパーソン、受付・・・・人の活動を支援する仕事は多く存在しますが、質の高い仕事を継続するには、高いエネルギーが必要となります。他人のために、自分が犠牲になることは避けたいものです。そのサービスのために、自分の時間が犠牲になります。自己犠牲的な精神で、無理して頑張ることを称賛する文化にいると、いろんな行き過ぎが当たり前になってしまいます。質の高い仕事をしている人は、集中している時間は長いと思います。普通の人が集中が切れたまま長時間労働するようも、生産性は高くなります。

 睡眠不足になると、頭がすっきりしません。疲労を我慢していると、生産性は低下します。休まらない状態でいると、気を抜いたときに、意識の空白ができます。長時間労働で何か不足してバランスを欠くと、その日の活動が停滞します。食べる、寝る、動く。それらのバランスを考えないで、自分の健康を維持できないと、仕事の質が低下します。昼ランチの量が少ないと、夕方近くにエネルギー不足になってしまいます。効率がスローダウンしてしまいます。運動をしないと、体力、柔軟性がなくなります。

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