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小さなことに喜ぶ

 「人は皆、苦労を厭い、面倒なことを避け、自分中心に生きようとする傾向があり、私もその例外ではありません。しかし、人間らしく、よりよく生きるということは、このような自然的傾向と闘うことなのです。」 (渡辺和子の著作「面倒だから、しよう」より)

 今日のことですが、忙しい時期なので、自分の時間を取られることを面倒に感じました。午後、4時間も発表会に費やすのはつらいと、思っていましたが、それに参加してみると、想像以上に、有意義な時間を過ごせました。面倒なことと思っていても、実は、それに対する褒美が隠されていました。

 正しくマインドを使うと、問題は解決できるようになっているようです。マインドというのは、人生の伴侶みたいのもです。いい伴侶と歩けばピクニックで、悪い伴侶と歩けば修行です。先入観なしに背負えば「重たくないもの」ですが、いらないことを考えて、自分で苦しむことをしています。それをわざわざ重たくして背負うことをしています。

 毎日、自分の思い、夢を実現するために、問題に悩みながら、生きていきます。問題からいろんなことを学び、人は成長していきます。思いを持つからこそ、それを実現しようと、努力している面もあります。簡単に、思いを持たないで、悩みがなくなることを言われても、それまでの生き方で感じた充実感も捨てがたいものです。それが唯一の生き方ではありません。今の悩みから解消される自由な生き方も選択できます。別の観点からみると、「何でも大した問題ではない。」ということがわかります。自分の思いに沿わない、しないといけないこと(面倒なこと)もやることで、自分の欲望を抑える自由、自己統制力が身につくそうです。

 心の中にひっかることをなくして、小さなことに喜ぶ生き方をしていると、人生はうまく回転していきます。人生において毎日のようにいろんな問題があって、心配ごとがなくなりません。問題に気づいたら、そのまま放置しているわけにいかないので、重い腰を上げて取り掛かります。何か気にいらないことをつくっては、いらいらしています。生きていくことを難しくしているのは、私たちです。心の置き所を正しくすると、いらいらは解消します。

 いろんなことに心を痛めます。心の痛みは自分で作っています。やりたくないという気持ちをもつと、問題が大きくなります。嫌な問題が現れると、それに向かうことが少し億劫になります抵抗しないで、嫌がらずにすぐやると、解決します。問題を受け入れて、ありのままを見ると、手に負えない問題ではないことがわかります。あまり心配をすることはよくありません。「何でも大した問題ではない。」と思うと、気が楽になります。問題は、問題の背後にかくされている真理を学びためのレッスンです。心の中で、よく、面倒だなという言葉を呟きますが、考えてみると、好きなことだけができないイライラを抱えていそうです。渡辺和子さん・「この世に、「雑用」という「用」はありません。仕事を雑にしたときに、雑用となるだけです。有意義な仕事にするか雑用にするかは、あなたの心の持ち方次第だと思います。」

 「めんどうくさい頼まれごと}をされる人は、神様に選ばれた運がいい人。めんどうくさい仕事こそ引き受けよう (作家 中谷彰宏).


 
 
 

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