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何か楽しいこと?

 私たちが人生でわからないことがあるとき、自分の情報リソース(インターネット、本、顕在・潜在意識、記憶)を活用して、答えを探します。何を知りたいか、望みを明確にしないと、正しい答えは得られません。

例えば、『何か楽しいこと』をグーグルで検索すると、次の結果がえらます。

1:楽しいことがないと思った時にやってみるといい4つのこと
2:楽しいことないかな速報
3:何か面白いことないかな?を二度と言わなくなる驚くほど簡単な ...
4:「何か楽しいこと無い?」は絶対に言ってはいけないワード - はむログ
5:暇です・・・。何か楽しいこと教えて- その他(ライフ) | 教えて!goo
6:楽しいこと・面白いこと事典 - みんながハマる300の趣味!

 インターネットの検索で、探すときに、きちんとほしいものを明確にしないと、とんでもない結果をえることになります。また、情報の発信者が信頼できる人であるかどうかの見極めも必要になります。明確に定義できない、重要性のないものを探すときには、関心が途中で変わって、何を探していたわからないことが、あります。

 インターネットの検索履歴を見ると、スタート地点と最終的に終了した地点とで、その内容に関連が少ないことが多くあります。落し物の場合には、ないと困るものですので、何を探していたかわからなくなることはありません。WEBページをジャンプしていくと、芋づる式に新しい関連が浮かびあがり、何を探していたかわからない可能性があります。

 


 

若い夏目漱石と熊本

 文豪のゆかりの地

  休憩所のポスターに 文豪のゆかりの地として熊本のことが書かれていました。

 夏目漱石は、明治29年(1896)4月29歳のとき、四国の松山中学校から第五高等学校(現熊本大学)に赴任し、鏡子と結婚しますが、妻は慣れぬ結婚生活からヒステリー症状を起こすこともままあり、これが漱石を悩ませ、漱石を神経症に追い込んだともいわれます。そのせいか、4年3か月の間に、6回も転居したそうです。その後、ロンドン留学が待っています。

 若い夏目漱石が第五高等学校の先生として、熊本にいた期間が余り短いのを知って驚きました。神経症で悩みの多い人生を送った夏目漱石にとってどこが安住の地だったのだろうかと訝しく思います。草枕に熊本の体験が描かれていますが、熊本での家庭生活は恵まれていたとは言い難いです。≪住みにくい≫土地でなかったことを願います。

 「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は≪住みにくい≫。」『草枕』は、熊本県玉名市小天温泉(那古井の里)での体験を題材に書かれました。
 

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