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小さな不便の改善

 日々感じる不便なこと'困っていることをなんとか改善しないままでいると、とんでもないことになる可能性があります。あるときに急に視界に違和感を感じるようになって、コンピュータの画面の文字が見えなくなり、仕事にもすこし悪影響が出てきました。夜中に車を運転して、中央の分離帯の切れ目の部分で曲がるはずが、場所を間違えて車の底をぶつけそうになりました。眼鏡の不具合に気がついたら、すぐ交換したほうが良いと思いました。

 新しい眼鏡を16000円のものを2本を買いました。フレームは同じ型で、プラスチックとガラスのレンズで、遠くが見やすいもの、近くが見みやすいものの仕様にしました。視界も良好になり、それまでの違和感がなくなり、気持ちもすっきりします。それまで、不便さを我慢して、眼鏡を買うことを遅らせてきたのを、後悔しています。それまでは、人とすれ違っても、すっきりした気持ちでコミュニケーションできませんでした。

 眼鏡のレンズの寿命は短いので、早めに交換するようにしたいものです。物が見えないと、イライラして肩まで凝るようになります。眼鏡も消耗品と見なせるほど、レンズコストが安くなりました。眼鏡のレンズはコーティングの膜が剥がれやすく、寿命が2年程度です。

 熱、光に弱いので、最初は、汚れ程度にしか見えなくとも、レンズを拭くたびにクラックやキズからコート剥がれが進みます。1年目ぐらいから、コーティングが剥がれたり、クラック(ヒビ割れ)やひずみが生じ、視界に影響がでるようになってしまいます。4万位する高価なレンズを買っても、高価だからといって長持ちするわけでも、ありません。

 身の周りの環境をと整えることは大切です。小さなことにも、気を配り、便利さを第一に考えて、技術を向上させていくことができます。眼鏡のレンズにおいても、まだまだ技術の改善の余地があります。世の中、不便なことを改善のニーズと捉えると、潜在的な市場があることに気づきます。こうすれば、不便なことが減ると、アイデアを考える人は、起業家になれる可能性があります。忍従ということを強いる文化では、創意工夫をするチャンスが少なく、新しいものは生まれません。ビジネスマインドのある人は、不便なことがいっぱいあることを見て、さらなる改善のビジネスチャンスと見ます。

  ピンチっていうのは、物事の見方のひとつでしかないんです。普通の人は、それをピンチと見るかもしれないけど、別の角度から見れば、違うものが見えるかもしれない。ピンチな時にも必ずどこかにチャンスはあるわけで、そこでへこたれさえしなければ、新しい何かを生み出すきっかけになる。

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