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私の良書

 正月は天候に恵まれて、気持ちよく、爽やかな一日を過ごすことができました。日がよく当たるところに広場のベンチで横になり、30分位、太陽の光を浴びながら、青空を見ていました。光のエネルギーが体内に満たされる感じがしました。

 結婚式のカタログギフトで選んだトートバッグが年末に届きました。縁起の良いバックですので、自分に大切なものをいれて愛用します。いつも、読みたい良書を数冊入れて持ち運ぶことにしました。人生のテーマを決めて、真剣に問題意識をもって生きながら、良書を読むと、生きるヒントが得られるはずだと思います。

 良書を数冊選ぶことにしましたが、レストランで注文する料理のように、迷ってしまいます。本棚に積まれた山のような本を取り出して読むと、手に取る本がすべてなるほどを思います。どの本もそれなりにいいことを書いていますので、捨てがたいと思います。

 本を読んでも、自分のものとして、定着しないことは課題です。本を読み終わって、So what? ということになります。読む本の数が増えるにしたがって、考え方が発散して混乱気味です。考え方の根本となら軸がぶれないで、良書を何度も読む方が思索しながら知識を体系化して整理できるようです。それを、日々の生活で役にだてるようにしたいものです。

楽観性:プレッシャーを軽減する

Performing Under Pressure「プレッシャーなんてこわくない 」

ウェイジンガー,ヘンドリー
ポーリウ=フライ,J.P.
訳 高橋 早

著者紹介
ウェイジンガー,ヘンドリー[ウェイジンガー,ヘンドリー] [Weisinger,Hendrie]
心理学者。プレッシャー・マネジメントの第一人者。IBMやメリルリンチ、バンク・オブ・アメリカなど数多くの大手企業や、FBIやCIAなど政府機関のコンサルティングを請け負っている。また、ペンシルヴェニア大学(ウォートン)やMIT(スローン)、UCLA(アンダーソン)など名だたる大学のMBAコースで教鞭をとっている

ポーリウ=フライ,J.P.[ポーリウフライ,J.P.] [Pawliw‐Fry,J.P.]
心理学者。バレーボールのカナダ代表チームや、NBAのオーランド・マジックなどのパフォーマンス・コーチをつとめる。オリンピック代表やプロのスポーツ選手のほか、大手企業の経営者にもコーチングを行なっている

 自信と楽観性とねばり強さと情熱があれば、プレッシャーを軽減し、伸び伸び生きていけます。プッシャーを解消できる「22のメソッド」があります。その中で、自分に役立つをものを5つ選んで、実践することが大切です。なにも考えてない人の方が、分析しすぎるよりも、良い成績を残せそうです。

 度胸がある程度という人向けには良い本です。アスリートのように、ここぞという場面で力を発揮できるようになるには、メンタルを指南するコーチの力が役立ちます。プレッシャーがあることは良いことです。それをうまく扱うことで、だらだらした生活に緊張をもたらします。


 度胸の弱い人は、用心深く準備することで、ミスを減らし、結果を得ることができます。プレッシャーに強くなることは難しいと思いますが、プレッシャーを利用して、できるだけの万全の準備するだけで、それなりの結果を出せます。楽しむことはできそうにありません。結果を気にするあまり力いざという時にこそ、萎縮してしまいます。
 
 プレッシャーの正体を正しく知り、冷静になり、舞い上がらないことです。自信のある人は、危機において、落ち着いています。最悪の事態は避けられそうですが、どんな状況でも打開して得点できれば、周囲が心強くなります。面倒なときに笑顔と余裕をみせると、うまく対応できます。

内容
「プレッシャーに強い人」など一人もいない。重圧が大きければ、どんな人でもミスを犯す。だが、誰もが持っている"ツール"を効果的に使えば、 大勝負で最高の結果を確実に出せるようになる。一流アスリートや大手企業のコーチをつとめる著者が見つけた。


A プレッシャーのしくみを知ろう
 プレッシャーの威力
 ストレスとプレッシャーのちがい
 プレッシャーの正体;チョーキングとは何か
 プレッシャーは思考にどう影響するか
 プレッシャーの罠にかからないためには
 「第三の変数」を見逃すな

B いますぐプレッシャーを解消できる「22のメソッド」とは?

1:自分を試すチャンスと考える
2:チャンスはほかにもあると考える
3:あまり深刻に考えない
4:ミッションに集中する
5:心の準備をする
6:自分のすぐれている点をあげる
7:絶好調の自分を思い出す
8:前向きな姿勢を保つ
9:五感に耳をすませる
10:自分がコントロールできることに集中する
11:好きな歌を聴く
12:キーワード・イメージを決める
13:プレッシャーの場面を練習する
14:右手でボールを握りしめる
15:不安をすべて書き出す
16:自意識をすてる
17:瞑想する
18:プレルーチンを決める
19:思考を減速する
20:呼吸を整える
21:自分の出番を一番にする
22:自分の気持ちを誰かに打ち明ける

C つねに装備しておくべき「鎧」の4つの要素とは? 自信;楽観性;ねばり強さ;熱意

 アメリカンフットボールの名門ノートルダム大が大学史上初のナショナルチャンピオン獲得をした年には、ザ・フォー・ホースメンとよばれる4人の選手がいて、プレッシャのかかる大一番で勝負強く、それらの選手は、4つの特性「自信」、「楽天性」、「粘り強さ」、「情念」を持っていたそうです。。

*ザ・フォー・ホースメン 『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』
 
『ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン』紙のグラントランド・ライス記者。1924年10月、ノートルダム大が強豪の陸軍士官学校を下した試合を目にしたライスは、有名な記事にでてきます。

 “青灰色の10月の空の下、4人の騎士たちが戻ってきた。伝承によると彼らは、飢饉、疫病、破壊、そして死を表すものたちだが、これは仮の名でしかない。彼らの本当の名前こそ、スタールドレハー、ミラー、クロウリー、レイデンなのだ。サウスベンド(ノートルダム大の地元)で生まれたサイクロンは、5万5,000人に観衆が見守る中、陸軍士官学校チームを吹き飛ばしていった”

 
 ノートルダム大が名コーチクヌート・ロックニーの時代に、ハリー・スタールドレハー、ドン・ミラー、ジム・クロウリーエルマー・レイデンの4人は、ザ・フォー・ホースメンと呼ばれました。“ザ・フォー・ホースメン”は、キリスト教の新約聖書の中にあるヨハネの黙示録に登場する4人の騎士のことと関係があることを最近知りました。1924年。シーズン無敗のまま出場したローズボウルでスタンフォード大を破り、大学史上初のナショナルチャンピオン獲得を10勝0敗のパーフェクトシーズンで達成しました。
 
付録(プレッシャーに対処できる人が持つ一〇の要素;ウェイジンガー・プレッシャー評価リスト(WPAI))

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