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数秒の判断

 高校時に覚えていた漢文「人而無遠慮、必有近憂」の一部浮かんできました。「遠い将来のことまで考えずに目先のことばかり考えていると、近いうちに必ず困ったことが起こる。」意味だそうです。目先のことばかり考えていると、ちょっとしたときに判断ミスをしてしまいます。日ごろから遠い将来のことまで考える練習をしていると、とっさの時に逡巡せずに判断できるようになります。

 急いで閉店間際のショピングモールに行く途中に、立ち寄ったコンビニの入り口で、10年ぶりに知人とすれ違いました。アッと思う2・3秒で、懐かしい日々が心を通り過ぎていきました。光は1秒間に30万キロメートル進むそうですので、光速度で思いを伝えることができたら、人とのコミュニケーションも1秒で十分にできそうです。私たちが光速度で意思伝達できるとしたら、1秒間に地球を7回半も<心の思い>が巡るそうです。

 「人が数秒で判断する」光景を見たら、その人の人物像がわかります。日ごろからの心の習慣を隠すことはできません。予定していないときに、思わず人間性が出てしまいます。数秒の判断に、その人の日ごろの考え方が現れるかもしれません。心の闇にいろんなものが隠れていますし、隠れていた意外な面が露見します。心の闇に光を入れて、闇を解消していきたいものです。

 普通の人ならば、数秒で物事を決めないといけないとしたら、間違うが可能性があります。もちろん、邪心のない人ならば、十分に時間をかけることで、正しい判断ができるようになります。周囲の人を慮って行動できる人は、日ごろからの習慣で、どんなときでも、正しい判断ができます。

忙しい時に遊ぶ

 忙しいときに、思いがけない電話、手紙が来て、今、やらないといけないことから少し離れることになりました。一瞬、このタイミングでなぜ来るのか、と思いました。義務心を「やらないといけない」ことに時間を割いていると、人間としてアンバランスな人になります。

 姉から頼まれごとと、会いたい友人仲間からの食事のさそいです。姉からの頼まれごとは滅多にないことなので、もちろん断れません。保証人になるために印鑑証明が必要なので、日曜の午前中に役所に準備をしに行きました。

 突発的な友人仲間からのさそいは2時間位で終わるので、息抜きになるだろうと思い、躊躇なく、OKの返事をしました。少しの息抜きが、4時間位さらに時間がかかりました。食事後、あるグループのコンサートDVDを大きなスクリーンで見ることになり、皆で盛り上がりながら、深夜1時まで楽しく過ごすことになりました。

 忙しい時に遊ぶことには、いろんなことを我慢している不満な状態をすっきり解消できるメリットがあります。次の日に遊んだ爽快感で、目の前の要件に集中できます。余分な4時間の効果はプラスだけとは言えません、日曜日に深夜2時以降も仕事をしています。いつも、不思議な力で助けもらっています。今回も、支障なくすべてを乗り越えることができたら、「忙しい時に遊ぶ」ことにメリットがあると、言い切れます。そうなるように、強い気持ちで、大事な要件をやり遂げたいと思います。

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