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お菓子の実験

 日本も豊かになり、様々な贅沢なお菓子(クッキー、ビスケット、ケーキ、チョコレート、焼き菓子、和菓子)を食べられるようになりました。美味しいものにも、福があり、それを食べると、心が落ち着きます。美味しいものの味は、一人で食べるがおおしいか、多くで食べるのがおいしいか。本当は、誰でも、参加できて、オープンで、自由な雰囲気でおいしいものをもちあって、息抜きをできることが望ましいと思います。人が集まれば、話が盛り上がり、アイデアや意見を自由に交換できそうです。

 食べ物は、会話しながら、食べると、食べ物も美味しく、会話も楽しくなるように思えます。分福ということは、食べ物にも当てはまります。幸田露伴の努力論で、「惜福」、「分福」、「植福」という言葉があります。福を惜しんで大切に使う。自分の福を他人に分け与える。福を植える。

 美味しいものを食べて、一息つくと、心に幸せが広がります。一人で、食べてもつまらないので、みんなで食べる。買い物に行ったら、何か珍しいものを見つけては、買っています。ちょっとした休憩時間に、それを6人位で、シェアしています。もし、おいしくなかったら、どうしようと思いますが、どんなものでも、美味しく食べれる人がいるので、助かります。食べた直後の反応を見て、それが好評かどうかを判断する目安にしています。

 昔、働いた会社は福利厚生が充実していて、残業をすると、300円位の売店で使用できる食券がもらえました。5時になってから、残業をするチームのメンバーの食券を集めて、残業しない人の分も含めて、お菓子、パン、デザート、ドリンクを買って、みんなで食べていました。

 


敏捷性と機先

 のんびりとスローペースで平和、安定を謳歌したい人に冷水を浴びせる言葉があります。それは、VUCA (Volatility – 変動性、Uncertainty – 不確実性、Complexity – 複雑性、Ambiguity – 曖昧性)という略語で、不安定で不確実性が高く、複雑かつあいまいな状況を示します。誇大妄想でパラノイア的な表現ですが、実は新しい可能性があります。

 「生は休みなき流れだ」と上田敏は言いました。日々、物事が変化しているので、それを当たり前だと思って素早く行動するようにしたいものです。不安定で不確実性が高く、複雑かつあいまいな状況では、いろんなチャンスがあります。居場所をうまく移せば、上昇気流、下降気流に巡り合う可能性があります。成功してきた人は、れまでの延長性上では効率よく仕事ができ、優秀ですが、すでに出来上がった快適空間で、そのまま仕事を続けられることは難しくなります。ただ、考え方を新しくする必要があります。新規市場でのビジネスを立ち上げるために、従来の市場での業務改革、改善の経験を捨てて、何もないゼロから新しいものを作り上げることに飛び込み必要があります。

起こっていることは最善として受け入れると、いい方向に変えることができます。手に負えないことでしたら、そのままで傍観しても、大丈夫です。自分に良いようにとらえないと、ネガティブな感情で舞い上がってしまいます。自分に合った一番の対処法でしか、行動取れません。足を地につけて、いつもより、スピードを少し上げる位で乗り切れます。

 慎重に考えてから動くのでは、手遅れで、動きが遅い人は世の中の流れに置いてきぼりになり、生きていけない世界です。動きながら考える。アイディアのあるビジネスパーソンならば、チャンス到来で、機先を制することで新しい市場のリーダになることもできます。大きな企業になると、組織が大きすぎて、変化対応力を欠き、変身できないことがあります。これまでのメインのビジネスの片隅にある小さなチャンスを見落とす可能性があります。戦略を考えるセンターよりも、それを具体化した戦術を実行する現場にいろんな情報が集まるので、センターのみでは、組織が機能しません。周辺が権限の委譲を受けて、自律的能動的に動ける方が望ましくなります。

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