心の底から溢れる喜び

　自分の中にある小さな「好き」を大事にしてその芽を、日常の中で伸ばしていくと、それがスタートポイントになります。機嫌いい人は、何か先に楽しいことがあると、期待します。それが、だめになっても、先があります。物事を楽しみすれば、良いことが連鎖しておきます。水道の蛇口を捻ると、水が勢いよくでてくるように、幸せのソースにつながると人生の楽しいことが湧いてきます。小さい時には、心の底から喜びが溢れてくることがありましたが、ある時から、それを控えるようになってきました。

　自分を楽しくする人生を送れない人がいます。その人の考え、行動の中に心から喜びを表現するのを疎外するものがあることが考えられます。過去のことが気になり、今を楽しめないことがあります。信じていた人からとんでもない仕打ちを受けたりします。他人よって窮地に立たされて、ピンチになったり、苦労したのに、それが報われなかったりします。人がどう考えるかを意識して、目立たぬように生きて、不安、疑問で行動を起こせなかったり、人を疑い、批判し、厄介な人間関係を避けることが習慣になっています。自分の思考の中から、すべての無駄なもの（煩悶、取り越し苦労、被害者意識）を無くすことが大切です。

　心を軽く、オープンにする。いやな思いを手放し、楽な気持ちになる。心の底から喜びが溢れてくるようにするには、心のトラウマを無くすことだそうです。トラウマは、負の感情による心の歪み、偏りです。灰色の記憶を明るい色で塗り替えるにしましょう。素直に、ありがままに、現実を受け入れることができなくなると、人生ある喜びを引き寄せることができなくて、遠避けるようになります。勇気を振り絞って、自分に向き合いましょう。被害者にならないために、心の中に潜む負の感情の蓄積に向き合い、愛と平和を取りもどしましょう。

　人生の良いことを受け入れて、内面から喜びを湧き出るようにするために、心の障害を解消することが大切です。本当の自分を取り戻しましょう。いやことを起きても、深く悩まずにやり過ごすことです。自分を優しい、思いやりのある目で見てください。心を落ち着けて、深く深呼吸して、いやことを吐き出し、平和を取り戻しましょう。自分を好きに、自分に必要なものを満たしてあげると、

　現状を受け入れ、生かされていることに感謝すると、身近に人生の喜びがあることに気づきます。それを思いきり味わい、他の人と共有することです。楽しそうなひとに波長を合わせて、それを真似ていきましょう。いやなことを手放すために、喜びを発見し、それを強化するリストがあります。「希望」「ユーモア」「陽気さ」「愛」「勇気」「信頼」「喜び」「関心」「好奇心」「生き生きしていること」「サポート」「自由」「平和」「自信」「パワー」「安心」「積極性」「楽しさ」「リラックス」「自己愛」「可能性」自分に必要なものを利用して、自分に元気、活力、幸せをもたらすものを作りましょう。