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平常心

 いつでも、リラックスして、楽な気持ちで一日をすごしましょう。くつろぎの状態で、身体から緊張やイライラを発散して消しましょう。メンタルヘルスの問題を取り上げます。「 困難な状況にもかかわらずうまく適応できる力」が重要になってきています。メンタルヘルスに詳しい知人ですら、悩み、緊張、精神的な混乱などの心理的・情緒的な要因で病みました。
 
 日々の生活で、平常心を保つ生き方が理想的です。それができる人は、心が強靭でしなやか(「Resilient」)です。オックスフォード英語辞典によると、「Resilient」の意味は次のようです。
Resilient: 1. Returning to the original position; springing back, recoiling, etc. 2. Resuming the original shape or position after being bent, compressed, or stretched. 3. Of persons, their minds, etc.: Rising readily again after being depressed. 4)

 誰でも、人間関係のストレスを受けると、落ち込みます。暫くすると、ストレスから回復して元の状態から始めることができます。ソフトテニスで空気の入ったゴムボールを強打すると、ボールは変形しますが、もとの形にもどるように、心が凹んでも、回復します。それは、心に強靭さ、弾力性(Resilience)があるからです。

 知人が長年の人間関係のストレスと過剰な仕事との相乗効果でうつ病になってしまいました。一日の終わりに、脳が疲労して、ひどく疲れを感じたり、イライラして能率があがらなかったときには、注意をしましょう。心が弾力性を失い、心が凹んだでもそのままの状態のようです。心が折れたままで元に戻りません。その原因は、神経伝達物質の鈍化とも関係しているそうです。すなわち、心を平常心に保つ上で、重要な役割を果たしているセロトニンの働きが弱くなるそうです。そこで、セロトニンの働きを活性化する薬を飲んでいます。

 彼の上司は、部下よりも能力が低く、思いつきで行動する傾向があります。さらに、困ったことに人の意見に耳を傾けません。上司が有能ならば、愚痴をこぼしながらも、フォローすることができます。上司は、ドーパミンが過剰であり、際限なくいろんな企画をやりたがる傾向があります。意欲を高めるドーパミンも暴走すると満足できない状態になります。どんな優秀な部下でも、有能でない上司の仕事の補佐で翻弄されると、心が悲鳴を上げます。彼の上司は、唯我独尊で、人の意見を聞かないで、撥ね付けています。自分の思うようにならないと、ノルアドレナリンも過剰になり、不安に駆られて怒りを爆発させます。

 知人の場合は、自分で判断して、職場長に相談して、過剰な仕事を全員で分担することにしてもらいました。周囲は協力的で、速やかにフォロー体制ができました。上司は、何も気にしないで、自分にも原因があることを指摘しても、気にしていません。他人から何を言われても平気な人です。病んだ知人にも原因はあります。仕事を減らそうとすれば、自分でコントロールできた部分もあります。自分のことは、自分で守るのが、原則です。

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