SSブログ

愛ある行動の実践

 今年の6月に買って、読んで、感銘を受けた本に、バーバラ・フレデリクソンの本『LOVE2.0 あたらしい愛の科学』があります。本棚の中で、行方不明になっていました。幸せになる要因として、良好な人間関係を育むことが大きなウエイトを占めています。仕事を円滑に進めるときに、人との関わりが重要になってきます。人間関係を豊かにし、人が幸せ気分になるには、愛ある行動が欠かせません。

 優しさ、思いやりがある行動をとることで、自分の心の働きを知ることができます。「心は働かないかぎり、そのありかが分からない」(トーマス マートン)という言葉は、ささやかな行動の大切さを教えてくれます。運動不足と同じように、心も使っていかないと、柔軟さを失います。心が頑なになってしまうと、人の好き嫌いが強くなってしまいます。心が柔和な人は誰にも親切にできます。

 日々の出来事を思い起こして、苦々しく、辛いことがあると、物の考え方が卑屈になってしまいます。他の人が自分の期待通りに、動いてくれないことを嘆き、被害者意識をもってしまうと、人が自分に何をしてくれるか、ということに関心が向いてしまいます。社会とのつながりを内省してみると、次のような観点から考えてしまいます。人との交流がとげとげしくないこと、よそよそしくないこと、相手に対して、反発する心をもたなかったことを確認してみることで、ストレスを度合いを知ることができます。

 反発する相手に対しては、親切、優しさの出し惜しみをして、相手の行動を冷静に観察しています。積極的な関与は避けています。しかし、ニュートラルの感情をもっているひとに対しては、なにも抵抗もなく、親切心を発揮することができます。

 上機嫌なときには、心がリラックスし、暖かさとオープンさが生まれてきます あなたは、気分よく、周囲の人を支援することができます。相手に対して、関心、気遣いの気持ちを持つと、つながりが生まれてきます。困っている人がいると、アドバイスをし、物事がうまくいくことを願います。自分が人にしてあげることは、たくさんあります。さらに、親しみをもって、一緒に時間を過ごしている人とは、心を通わすことは、簡単です。心が柔和な人は誰にも親切にできます。

 心が固くなってしまうと、幸福を感じる感性が失われます。心を柔らかすると、人生が素敵になっていくことがわかります。そこで、心のストレッチとして、日々の生活で思いやりある行動を実践しましょう。相手と、自分の心が笑顔になるために、何ができるかを考えて、行動で示しましょう。等身大の人として、自分できる範囲で、無理なく、程よく、さりげなく、人に優しく、親切にすることを忘れないでください。


 
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

自分の能力の輪平常心 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。