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名門パリ・サンジェルマンの復活

 スポーツチームの財産は、選手と監督であり、お金をかければ、良いチームが作れてしまいます。ビッグクラブと中小クラブの格差があります。貧乏なチームは、逆にチーム力が上がりません。将来を期待できる能力のありそうな年棒の低い選手を獲得する。下部組織の選手を育てていくなどの方法でしか戦力の底上げをするのは難しいのです。いい選手がいても、他のチームに選手が変わっていきます。

 資金力のあるチームには、潤沢な資金を生かして移籍市場で超一流の選手を獲得し、常勝集団にすることができます。お金がないチームでも、歴史と人を育てる力があれば、上位に食い込むことができます。石油大富豪がチェルシ、マンチェスターシティ、パリサンジェルマンなどのサッカーチームに資金を提供して、上位のチームを短期間で作り上げます。

 フランス1部リーグパリサンジェルマンは、2011年6月、カタール資本が株の70%を所有しています。「正しい人選」という点では、インテル・ミラノ監督レオナルドをスポーツ・ディレクターとして抜擢しています。そして、8000万ユーロ近くかけてハビエル・パストーレやディエゴ・ルガーノ、ケヴィン・ガメイロ、ジェレミー・メネズ、サルヴァトーレ・シリグといった実力者を獲得しました。ビッグクラブの選手も次々に新しい選手が来て、生き残りの競争になります。

 奇跡の原動力となっているのは、22歳で4200万ユーロ強(当時約47億円)で獲得したパストーレ選手です。プロの世界は、才能がある人は、いい条件を提示されて、引き抜きにあいます。プロとしていい条件を出されると、それに見合う成果が求められます。結果を残す人、期待されてそれに応えられる人は、すばらしい。”PSGでトップ下を受け持つパストーレは、元来、ワンタッチで意図のあるパスを出し、周りの選手を生かすタイプのパサーだ。常に頭を上げ、周りの状況を電光石火の速さで認識すると、絶妙なパスを配給する。”

 また、ACミランやチェルシーでタイトルを取ったカルロ・アンチェロッティを監督として招きました。

 

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