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夢に向かって即断・即決・即行動

 最近、会社を辞めた人に出会いました。少し落ち込んで、元気がない感じでした。仕事の内容が自分の思っていたことと違っていたので、やめることを決意したようです。元気がなくなると、運もなくなるので、自信をもって、前を向いて新しい仕事探しに邁進してほしいものです。

 人生は厄介なもので、見たくないことを見たり、知りたくないことを知ることもあります。それだけではありません。甘い夢を見させてくれたり、とんでもない楽しいことにもめぐり合います。いろんなことを知ってから落ち着くこと大切ですが、まだ、人生の良いところ、悪いところを知らないうちに、人生ってこんなものかと、あきらめてはいけません。

 超エリートコースを進んできた芸人「石井てる美」さん(女性セブン2016年2月4日号)は、追い詰められやりたいこと見えたそうです。東大卒業後は世界有数の外資系コンサルティング会社マッキンゼーに入り、今は芸人です。「マッキンゼーでは42.195kmのフルマラソンを100m走の速さで走るような多忙な毎日で、いつの間にか自分を見失ってしまったんです。追い詰められたら、やりたいことが見えてきて、“ああ、お笑い芸人やってみないと後悔する”って。そこでマッキンゼーで教わった“即断・即決・即行動”を実行(笑い)。」

 自分の人生を振替り、本当の居場所がここでいいのかと、自問すれば、面白いと思います。今いる場所に、行動、思考を限定することはもったいないと思います。その理由は、行動力と勇気が少しあれば、楽しい世界が広がっているからです。必要な対価を支払い、挑戦してみることをあきらめなければ、今よりも、素晴らしい人生を送れます。人生のバランスは取れています。得たことで失うものありますし、失うことで得ることもあります。

 人生において、人が自由に活動できる範囲の境界を決めているのは、その人の認識と環境とで、あります。本人ができると思っている以上に可能性があるのに、それができないと、認識している場合もありますし、本人が思っている以上にできないこともあります。チャレンジしてみない限り、わからないものです。チャレンジして失敗しながら、自分の動ける範囲を決めているので、その取り組む姿勢によって、可能性が変わってきます。

 可能性の解釈も、人によって、異なってきます。可能性が、学校の入学試験のように一回で合格、不合格が決まるようなものだけでありません。大学受験の合格・不合格が若い人生に大きな影響を与えることは事実ですが、再度、挑戦して、自分の希望に近いところに入ることも可能です。失敗から立ち上がることを何度もくりかえしている人は、可能性の限界の近くに生きているかも知れません。私たちの課題は、可能性を確かめることもなく、そこそこで満足することです。周囲を気にしながら、波風を立てずに、丸く生きようとすることです。人生において、納得したうえでの妥協をし、リスクある可能性を放棄しています。

 安全で、最小限の心地よい安全地帯に生きる場合には、私の存在は、籠の鳥のようであります。毎日、新鮮な水と餌が与えられたら、その中でも、生きていくことができます。その中の生活になれてしまうと、籠の外を自由に飛べる可能性があることを知っても、そのまま生きていくことになりがちです。安全・心地よい生活になれると、置かれたところが、今のあなたの居場所になってしまいます。


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