新たな旅立ち

　http://www.youtube.com/watch?v=BLtzxOza5vI
I WiSH / 川嶋あい - 明日への扉

　人生の新しいステージにはいると、心優しい風が吹いてきます。人の一生のテーマは、新しい人生を発見すること、人生を新しくやり直すことです。少しの希望と笑顔があれば、人生ってやり直しがききます。そのためには、上手く転び、立ち上がり、一歩を踏み出すことです。振り返らずに、これまであったことに「ありがとう」。これからであうことにも「ありがそう」。

　人間は、絶えず変わっていく過程にいます。そして、ものの見方、考え方を変えて学んでいきます。向上心があると、新しいことを試してみたり、新しいものに出会ったり、危険なことでもやってみることを好きになれます。理解していないこと、未知のものと出会い、それとかかわりあおうとします。理解していなことがあると、それの事に向かって坂道を辿るように高めていく存在です。未知なるものを知りたいとう欲求があり、驚きながら、それを明らかにしていきます。人間にはより高いことを目指して上に向かおうとする欲求があります。坂道をのぼるときにいろんな重さを感じることが価値、重要度に相当します。そして、困難を乗り越えて高い山の頂きから見る風景に感動します。

　高いところを目指していながらも、同時に落ちて行く傾向もあります。上を目指しても、天井、限界に達してしまうと、頂上にいながら、低いところから始めるようなことになりかねません。難しいこと、退屈なことから何となく逃れようとします。驚くことがすくなっていきます。限界点にきたら、ジャンプして乗り越える必要があります。また、転ぶことを練習しないといけません。そして、自分の限界を知ることを学ばないといけません。自分の限界を知って上手く転びながら、もう一度立ち上がって、今度は異なるやるかたをやってみることが「知恵」です。

　生きていくうえで、厄介なことは、限界が自分の心の内面にできてしまうことです。そこで、怠けたり、あきらめたり、立ち止まったりしてしまいます。ぎりぎりのところでは、全部投げ出すこともあるでしょうし、じっと踏みとどまることもあります。義務心でやることは評価できますが、やる気がでないのは、気が進まないことは、無理してやらなくてもいいとうメッセージです。転んで起きることが本当の意味での学びのような気がします。

　自分でも手に負えない状況になったら、難しいことですが、やっていたことをあきらめて、落ちることを始めないと、次に進めなくなります。倒れなけらばならないのは、立ち上がり、立ち直るためです。意気消沈しても、やがてエネルギーが回復し、再びあたらしい勇気がわいてきます。それは、生まれ変わることです。新しい希望を見出すことも、時間を要するものです。新しい恋をするように、ジェットコースターのように人生の風景が変わるのは、困りものです。