音楽アーチストのプロジューサ

　四角大輔さんは、かつてはレコード会社で、絢香、Superfly、CHEMISTRY、平井堅など数多くのアーティストを成功に導いた敏腕プロデューサーでしたが、奥さん友里さんと一緒にニュージーランドに住んでいます。「やらなくてもいい、できなくてもいい。」という本を出しています。

　自分しかできないオリジナルな部分と、得意でない部分を知っており、不得手なところをやってくれる人を巻き込んでいます。どのようにして、優秀な人を巻き込むか鍵で、自分の得意なことに集中できるようになります。ここで勝負すれば他の人に勝てる優位な点を自分でつくりだし、自分で納得できる情報を頼りに、プロデューサーをやっています。突出した部分があれば、周囲にそれをサポートしてくれる人が出現します。仕事において、チーム以外のすべてに愛される人になるよりも、自分の周囲にとことん信頼できる人を持てば、機能します。いろんな協力者を巻き込んで、一緒に仕事をしてくれる人の士気を高めることも、大切です。相乗効果でいろんなことができるには、プロのチームにならないといけないようです。アシスタントも大切にします。思い入れを持って仕事をしてくれる協力者を増やしていきます。

　クレド（中心軸となる方針）を持ち続けてブレない人です。やるべきことは、きちんと押さえているので、やらなくてもいい、できなくてもいいの選択がきちんとできることがすばらしい。全部を万遍なくやると、無理、無駄、斑がでそうです。