イタリア伯爵夫人の魅力のつけ方

イタリア伯爵夫人の魅力のつけ方
　　イタリア伯爵夫人といっても、あるイタリア女性の生き方として、素敵な人に出会うために、心がけたことがかいてあります。　
　　イタリアには貴族制度がなく、法的には貴族ではなく一般国民なのです。先祖が貴族であった人たちが、「爵位を名乗っている」を名乗っています。貴族としての特権はないですが、貴族の中には、積極的に社会に貢献する精神の持ち主で、莫大な税金を納めている人もいます。イタリアは、相続税がゼロになっており、親の代から子の代へと、大きな家に住んでおり、衣・食・住については恵まれた暮らしをできる人々もいるようです。 スイスに行く途中に、イタリアのミラノの寄りたかったけれども、ミラノ市内に行かずに途中の小さな街に滞在したことがあります。ファッションで人気のあるミラノですが、外国人が住んで仕事するには、適応力が必要です。

　日本人留学生清水晴子さんは、ちょんとした出会いから、グレース伯爵夫人と面識を持ち、国立音楽院の研究科の属して、歌劇場で椿姫のアリアを歌ったときに、「すばらしい歌声へがんばってくださいね」「ありがとう」という言葉を交わしました。自分がバイトをしているレストランにグレース伯爵夫人が来られて、屋敷に招かれるようになり、 親交を深めました。

　グレースは、けっして高貴な家庭に生まれ育ったわけではなく、“自分磨き”に努めた結果、現在の地位を手に入れたことを知ります。フィレンツュ大学の建築学部を卒業し、建築関係の仕事を進むが、父が急になり、そのとき家庭を支えるために、仕事もバイトもし、過労で倒れて、生死の境界をさまよい、生き方を変えることを決めたそうです。将来のことを真剣に考えて、仕事の面でも、女性の面でも、一流になろうというだけなく、幸せの日々を送りたいと、将来について自己プロジュースしようと思ったそうです。「愛情溢れるパートナーとの生涯、愛情に満ち足りた生活、愛されたい、愛したい。人に役に立ちたい。素敵な家に住みたい。家族を大切にしたい。人に役に立ちたい。・・・・」
　グレースから聞いた数々の教えには、現代の日本女性が学ぶべき知的な「幸せの美学」が詰まっている。エレガントな大人の女性として賢く、美しく生きるためのテクニックには、すばらしいですが、当たり前のことを当たり前にすると、心を磨いて明るく華のある人になると、素敵な人に巡り合えるというストリーです。

第1のルール：自己プロデュースの重要性を認識する　
第2のルール：自分で自分の感情をコントロールする　
　自分が変わると環境も変わる。自分の感情をコントロールして、悪い感情に心の焦点を合わさないようにする。イライラしているときに、うれしいこと、楽しいことを連想させることを考えたり、心を穏やかにすることに、心を傾けるようにする。自分を変えらるのは自分。自分の顔の表情筋を意識的にコントロールして、自分を柔らかい表情にすると、明るい感情になる。明るい話題に心がけて、物事を深刻に受け止めないようにする。車から転んで失敗しても、失敗を笑いとばせるようになる。

第3のルール：「つねに人から見られてい る」ことを意識する　
　本物のエレガンスは、相手に配慮できることで、化粧とか、他人も前でしてはいけないことをわきまえることも大切です。あなたはつねにひとからみられている。マナーは大切です。服装は、きちんとして清潔感をだす。清潔感は好ましい印象を与える基本です。女性は華になる素質があるので、周囲の人に注目されて、愛されることで幸せを実感し、キラキラ輝いてくる。
第4のルール：頭のてっぺんから爪先まで隙なく演出する　
第5のルール：清潔感にさらに磨きをかける　
第6のルール：ベッドルームを 整えて女性美を育む　
第7のルール：テレビの代わりに本を読み、自然に触れる　
第8のルール：幸せを人に分ければ、さらに幸せが訪れ
　　自分を高めるために自己投資する。自分の幸せを真剣に願い、自己コントロールして相手の幸せを願う。幸せな人は、自分の心を広くすることを知っていて、人の幸せを祈り、さらに自分も幸せになっていく。物事に寛大になれば見えることも増えて、心に制限がなくなって、ゆとりが増えていく。優しい言葉をひとにかける。ありがとう。お疲れ様。また、会えてうれしい。自分があたえたものは自分にかえてくる。疲れている人にチョコレート、キャンディを差し入れる。花をぷれぜんとする。