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グーグルの流儀


グーグルの流儀
「グーグルの法則」 PHP研究所

グーグル誕生
 グーグルは、気候が優れ、青空が年中広がり、自由な雰囲気に溢れるカリフォニアのベイエリアの会社である。ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリン二人のスタンフォード大学の大学院生がスタートアップ(起業)して、技術者の夢である世紀の金鉱を掘り当てた。世界中の人に使われるまでに普及している。起業10年余りで、社会を変える力を持つようになった秘密は、シンプルなアプローチに徹している。簡単で、はやいことが一番です。多くの人に使われることが会社の価値になっている。インターネットの暇つぶしの道具を提供し、無料のサービスと見せかけて、ちゃっかり、お金を稼いでいる。

グーグルマジック
 グーグルは、検索エンジンにおいて、「1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番」であることを示してくれました。 グーグルは世の中の人が使う、最も簡単なツールで、最も強力なツールである。「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すものだ」。ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

うまく失敗する。人生は開発途上。
 2001年にCEOにJAVA開発の総責任者も務めたエリック・シュミットを迎えて、ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンの3人で、会社をうまく動かしています。「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」の中で「大事なのは、間違いは誰にでもあるということ。そして間違えたときには、すぐに修正をする」ことですと語っていました。「さっさと失敗してくれ。失敗すればやりなおせる。」
 普通は、失敗をすると、恥ずかしくなり、心が萎縮してしまう。過ちを訂正するのは、信頼性を高めるである。あまり慎重になり、安全策を取ると、変化の芽を摘むことになる。グーグルの提供する製品は、開発途上である。「決断を誤って、急ぎすぎて、現場に統制がきかずに、大金を失う羽目になりました」。会社に数100万ドルの損害を与えた広報部長 シェリル・サンドバーグに、ラリー・ペイジは、「この失敗はよろこばしいよ。私は、やるべきことを急ぎすぎて、やりすぎてしまう会社を作りたいんだ。慎重になりすぎて、やるべきことをやらない会社ではなくね。こうした失敗がないことは、リスクを恐れていることになる。」

アイディアへの対処法(エリック・シュミット)
(1)提案されたらすぐに「すばらしい、やってみたら」と言う。
(2)しばらく経ってから「あの件はどうなっているの?」と聞いたり、メールを送る。
(3)このように、社員からのアイディアを聞いて覚えておく。
(4)聞いたアイディアを結びつけること。
業務20%を新しいアイディアの実現に向けられるシステムも、それをやれる技術者がいることが強み。

アンチマイクロソフト
 グーグルを応援する理由は、グーグルはマイクロソフトに対抗できる会社の一つである。マイクロソフトは、アップルを下し、小さなソフトウェア会社に数々の勝負を挑み、一人勝ちになってしまった。ネットスケープも他の会社に買収されて表舞台から消えてしまった。ニッチ(隙間)分野で小さな会社が大きな会社に対抗して勝負しているときに、小さな会社を応援したくなる。マイクロソフト、グーグル、ヤフーの覇権争いで、ヤフーがマイクロソフトに買収されて、グルーグルは、ヤフーの地位を占めている。

検索
グーグルは、情報社会で、膨大なデータから欲しい情報を探してくれる。ヤフーに比べれば、デザインが簡単であり、いつの間にか業界のスタンダードなり、なくてはならない存在になっている。ヤフーには、検索、オークション、ニュース、メール、コミュニティ、ショッピング、など80以上のサービスを提供しているが、グーグルはシンプルである。

新しいスピード
 膨大な情報から検索すればあらゆる情報検索される。 遅いより速い方がいい。四川地震の被災者が、ツイッターにより140字以内のつぶやきで体験談を投稿している。インターネットはライブのような 情報提供が重要になってきている。ライブ性において、現在、進行形の問題に対して、人と人との対話ができるようになった。

リンク
 地図で場所を知るように、リンクでネットワークの情報の場所を知ることができる。リンクは、情報と情報との繋がりであり、関係である。リンクが多い記事ほど、重要度が高まり、検索される確率が高く、他の人への影響が大きなる。リンクや検索のおかげて、人はなんでも見つけて、語れるようになった。今、誰も語れて聞ける時代である。ネットワークでは、リンクの数で記事の重要度がわかってくる。

ブログパワー
 ブログは、個人の意見を述べるツールである。自由、きままで、気楽の方が、読む方も、同じような遊び気分に浸れる。会社の人が、インターネットを使って、新しいお客様を作るために使うこともあるようです。会社の人が業務で書いているブログで、リンクや検索でヒットする新鮮で、有益で、面白みのある記事を書くことは難しい。

 使う人に主導権を与えることで、インターネットは力を発揮している。インターネットの世界では、消費者の声が大きな力をなる可能性がある。インターネットのブログで、あるコンピュータ会社のサービスと欠陥製品について、記事を書いたところ、記事の読者が10人、100人、1000人となり、リンクがリンクを呼び、ある会社への反対運動になりつつあった。一つの記事で同じような不満をもつ消費者を終結させて、ブランドイメージを低下させて、株価は下がり、会社は対応を迫られることになった。顧客満足度が非常に低下したので、会社もコールセンターの改革や技術者にブログの声に対応するようにして、時間をかけて、顧客満足度を改善させた。

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