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変化への期待

変化への期待
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名門ダートマスカレッジでフットボールをし、
GEのCEO ジェフリー・イメルト
タフガイ・「チェンジメーカ」
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                    若者社会への期待
 
 Let it be(あるがままを受け入れる) よりも、Make it happen(変化を起こそう).
 ロバート・ケネディは、「答えは、若者に期待したい、人生の時間ではなく、心の状態に、想像力の豊かさ、失敗をおそれれぬ勇気に期待したい」語っていました。

 変化を起こす「チェンジメーカ」になるには、「強い思い」が大切です。自分の思いはかならず伝搬して、力を得て、新しいことをなし得る。私はそう固く信じます。(勝間)」バラック・オバマ大統領も自分は「チェンジメーカ」になるといって、選挙で勝ちました。その源流は、人種差別があった1960年代で、アメリカのロバート・ケネディ(RBK)上院議員です。

 社会のルールをやぶって、新しいルールをつくることが大切であると、Googleの創始者が言っていました。
また、45歳でアメリカの巨大企業GEのCEOとなったジェフリー・イメルトは、「変化を受け入れること。それを恐れないこと」を信条とし、タフな性格で、時代を先取りして組織に変化をもたらしています。ビジネスの世界では、変化は必然です。社会の変化のはやさに目眩を感じずに、変化を先取りして、不安を吹き飛ばすことは旧い安定した組織ほど、難しいと思いました。

 現在の日本が直面している社会問題に対して、新しい行動により、変化をもたらす人が必要です。勝間和代が「チェンジメーカ」の本を書いています。「日本をよりよい方向に変えるため、世界をよりよい方向に変えるためには、「チェンジメーカー」といわれる変革者の存在が必要ですが、私たちひとりひとり誰もが「チェンジメーカー」になりうる資質を持っています。大切なのは「強い思い」を粘り強く持ち続けることです。」

 チェンジメーカとは、新しいタイプの社会事業や非営利組織NPO、非政府組織NGOを立ち上げた人を指します。社会起業家は、貧困、環境、紛争、差別などの社会問題を、アイデアと行動力で解決していきます。彼女は、社会改革における10個の処方箋を書いています。老齢化社会の経済、政治、少子化問題、雇用とキャリア、女性の地位向上などの問題は、多くあります。

 
 勝間和代さんは、「チェンジメーカ」として、女性の視点からも、医者のように鋭い分析し、解決法を提案しています。

1「シルバー資本主義」を打ち破ろう;2「なごり政治」を改革しよう;3政治家に政治を預けるな;4結婚のすすめ―「35歳独身限界説」とは何か?;5「労働一神教」から抜け出そう;6勝間流「転職必勝法」;7「終身雇用神話」にだまされるな;8「ビジネスモデルの陳腐化」にどう対抗するか;9「本当の経営者」を育てよう;10「男女共同参画社会」が日本を幸せにする

 人間は年齢を重ねていくと、想像力の泉の水は涸れていき、発想と可能性の選択肢の幅は狭くなっていきます。平均年齢が日本44歳、アメリカ36歳です。したがって、国民は、変革よりも、現状維持を好むようになります。 日本は、問題の先送り社会になっているように思います。ビートルズのように「なりゆきに任せればいいのよ、となすがままに、あるがままにすればいい、」、私はこれを「Let it be」社会と呼びます。小さな行動が社会を変えることは、高齢化国家の日本の支配層にとっては、居心地が良い物ではありません。

 我々の小さな行動は、大きな社会のつなみとなって、変革をもたらします。NPO法人ネットワーク『地球村』代表 高木善之さんは、講演回数3000回以上で、延べ100万人以上の方が聞き、10年余りで日本最大級のネットワークをつくっています。環境へのこだわりは、伝説になっています。会社の食堂の割り箸を使わずに、持参の箸をつかうことまで、徹底していた話を伺いました。1981年 交通事故に遭い入院、地球環境について考えたそうです。退院後、地球環境の問題に取り組んで、1991年 ネットワーク『地球村』設立して、1992年リオサミット、1997年COP3などに参加、全国講演を始めて 、28年在籍した会社をやめて本格的に活動しています。

「環境破壊などは、多くの場合、無知、無関心、無責任によって、また現状の大量消費、経済優先によって引き起こされています。まず多くの人が事実を知ってもらい、何をすればいいかを理解し実際に行動することを基本として、協力(ネットワーク)を構築したそうです。また、「自分が正しい!相手が間違っている!」と思う気持ちを捨てて、相手の利害を理解し、「非対立」の姿勢で解決について話し合っているそうです。

 1960年代には、アメリカのロバート・ケネディ上院議員も公民権運動を推進しました。彼は、ジョージ・バーナード・ショウ(アイルランド)の言葉を信条にしていました。

'Most men look at things as they are and wonder why. I dream of things that never were and ask: Why not?'”
「現状(存在するものだけ)を見て「なぜそうなのか」と考える人もいるが、
わたしは存在しないものを夢見て、「なぜそうでないのか」と自問し、行動します。」(RBK引用)

「人は理想のために立ちあがり、人類の幸福のために行動し、不正に対してこぶしを振りあげる。
そのたびに、人は小さな希望のさざ波を送りだす。
そのさざ波は、エネルギーと勇気にあふれた他の無数の中心から生まれたさざ波と交差する。
そのとき、これらのさざ波は一つの波となり、圧制と妨害の巨大な壁を押し流すだろう。」(RBK引用)

Each time a man stands up for an ideal, or acts to improve the lot of others, or strikes out against injustice, he sends forth a tiny ripple of hope, and crossing each other from a million different centers of energy and daring, those ripples build a current that can sweep down the mightiest walls of oppression and resistance.

 勝間和代さんは、華やかな影で、見えない部分で努力を重ねた経歴があり、普通の人は、社会よりも、自分を変えることが大切です。大阪府知事の橋下知事なども、行動をしています。私は、比較的安定した仕事をしていますが、なに考えずに行動できた昔に比べて、年ごとに冒険心が弱くなっていくようです。例えば、会社をやめてなにか新しいことをやりつらくなっています。昔、アメリカで一緒だった人は、キャリアーを何度も変えており、不安定な社会での生き残りも厳しいものです。
 
 この春に、親の重い病気を看護するために、年長者の方が職場を去っていきます。Sarah Brightman (サラ ブライトマン)「Time To Say Goodbye (Con Te Partiro)」の歌のように、仕事を去ることは、胸の痛みも伴うものです。たとえば、愛する恋人に別れを告げるようなものです。去っていく人の将来に、幸運があることを期待しつつ。

Sarah Brightman (サラ ブライトマン)
Time To Say Goodbye
http://www.youtube.com/watch?v=QbN0g8-zbdY
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