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優しさに溢れた空間

 昼間、太陽からの光が空間に溢れて、いろんなものが輝いています。心を光で満たすと、もやもやしたものが消えていきます。毎日曜日に、遠くにある病院に母親を見舞いに行きます。半身が麻痺しているので、自分一人では食事のできません。ちょっとした表情からいまどういう状態であるか、何をもとめているかを推測して、食事の世話をするようにしています。母は耳がすこし遠いので、会話でうまく伝わらない部分もあり必要を満たすことが十分にできていません。相手の立場になって、考えることはとても難しいと実感しています。いつもは、献身的に働く病院のスタッフの方にお世話になっています。食事がおわり、病室のドアをオープンし、一息ついたときに、この場所には、温かさ、優しさが溢れていることに気づきました。

フランスのパリの各地で、銃撃や爆発などの複数の攻撃が同時に発生しました。パリの事件のようなことが起きるとしたら、不安になります。日々の出来事には素直に喜べないこと、心を落ち込ますこともあり、その瞬間の感情にかなり、影響を受けます。暴力的なことは、人の心を悲しませ、見えぬひっかき傷を残します。人に苦労・悲哀をあたえると苦しく、悲しくなります。個人の力で手に負えない出来事が発生して、一人で孤立して見捨てられた状態になると、他人とのつながり・関係性の意義を知ることになります。周囲と協調できない人は、かまってほしい、かまわないでほしい、自分との他人との間には境界線で争いをおこします。その境界線を考えて、大事なことは自分の要求と他人の要求を満たすバランス感覚です。人に関心を持ち、心使いをして、自分のしたいことだけなく、人のしたいことも考える。出会う人の人生を良くすることを考える社会になれば、人と人との関係が改善します。人間には、人に喜びを与えると幸せになる特性が心に植えつけられていると思います。

 個人で選択して生きている面もあれば、相互に依存している面もあります。困難にであったときに希望、思いやりが必要になる。それは、どこにあるかと、心の中です。答えを引き出そうとすると、個々の内面を見つめればよい。目の前の難題にどのように対応するか、心の中から答えを引き出すことができます。物事がうまくいっているときには幸せであり、手軽な楽観主義で間にあっても、物事がうまくいかないときには精神性が求められます。困難なときに、前向きな思考、行動、冷静で落ち着いた姿勢をとるには、心の深いところに根ざした真実、善、愛につながる最も肯定的で、説得力がある特性に頼ることになります。

 私たちは、他人の親切を受け取って、生きています。受け取るだけなく、与える人が増えると、豊かさが溢れてきます。人のために何か良いことをすると、感謝され、気分が良くなります。ありがとうという言葉が溢れている場所には、活気があります。人生において生きていけるのは恵みを与えられているからです。「お互いにもっと親切に生きましょう」これは、人生のテーマです。幸せになれるのは、相手に喜びを与えて、相手から与えられる、お互いに与えあう関係になったときです。そのときに、信頼、きづなが生まれます。




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