スマートフォン対応

　スマートフォンの画面で見て、わかりやすいコンテンツは、コンテンツの冗長度を限りなく減らすことです。必要で削ることができないものを残すという工夫が必要です。受けての視点から優れたコンテンツは何か、考え直すのために、小さな画面からコンテンツを見てみることが必要です。スマートフォン対応のWEBページはありますが、PC画面を第一として、スマートフォン画面を第二にしています。その逆は、あまりありません。

　不便なことをただ我慢するだけでは、進歩はありません。不便なことを無くそうと努力して進歩が生まれました。便利な世界にいると、不便な世界のことがわからなくなります。視点は、自分が基準になっていますので、自分が不便を感じないことは、不都合に思いません。当たり前だと思っていることが成り立たない世界も共存しています。そのことを考えられるようになることも、大切です。

　知っていることなのに、意外にできていません。社会人ならば、大画面の液晶デバイスを見ながら、パソコンで仕事をしている人も多くいます。大画面で見ながら、Webコンテンツを作成していると、それが当たり前になり、スマートフォンの小さい画面まで対応できていません。多くのユーザーがいるスマートフォンの画面での見やすさを考える必要があります。受け手に対する思いやりが欠けています。