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五月雨

https://www.youtube.com/watch?v=6gV9gUeFHIw
Chopin - Valentina Igoshina - Prelude Op. 28, No. 15

雨の季節になりました。雨で洗われて、空気は綺麗になっているような感じがします。暑さは緩和されます。湿気が増えますが、過ごし方を工夫したいものです。ただ、自転車、バイクで通勤、通学の人は大変です。鳥や小動物にとっても雨は体温を奪ってしまうので、少しかわいそうです。うまく趣向をこらすことを先人より学びたいものです。梅雨は、長雨とよばれたり、五月雨(旧暦五月、現在の暦での六月に降る雨)ともよばれます。

菜種梅雨(なたねづゆ) (=菜の花が咲くころにしとしとと降りつづく暖かい雨]という言葉もあります。
「雨の名前」高橋 順子<小学館>

 源氏物語
 長雨例の年よりもいたくして、 晴るる方なくつれづれなれば、御方々、 絵物語などのすさびにて、明かし暮らしたまふ。明石の御方は、さやうのことをもよしありてしなしたまひて、姫君の御方にたてまつりたまふ。
 訳
 長雨が例年よりもひどく降って、晴れる間もなく所在ないので、御方々は、絵や物語などを遊び事にして、毎日お暮らしになっていらっしゃる。明石の御方は、そのようなことも優雅な趣向を凝らして仕立てなさって、姫君の御方に差し上げなさる。

 枕草子では、五月(旧暦)の長雨の頃となっています。 
 五月(旧暦)の長雨の頃、上の御局の小戸の簾に、斉信の中将の寄りゐ給へりし香は、まことにをかしうもありしかな。その物の香ともおぼえず。
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