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怒りっぽい人

 「今日、愛については誰も語っている。誰が怒について真剣に語ろうとするのであるか。怒の意味を離れてただ愛についてのみ語るということは今日の人間が無性格であるということのしるしである。切に義人を思う。義人とは何か、-怒ることを知れる者である」 三木清

 怒りっぽい人と話をして、なぜそれほどまでに感情を表現できるのかと、不思議に思い、理解しようと思います。しかし、自分の思い通りにいかないときに、自分自身がそれと同じような状態になっている可能性があります。多少怒りっぽい人を見て、若さのエネルギーを感じます。ある人は、いつも感情をストレートに表情に出して、周囲の人を巻き込んでいます。 穏やかでのんびり人ならば、平和です。自分の怒りが抑えられない、イライラしはじめると止まらない……。でも感情が抑えきれず、ついつい物に当たるという人も多いようです。感情が強すぎて、うまくコントロールできない。そんな、怒りっぽい人がいたら、大変です。激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上り、分別をなくし取り乱す人もいます。物に当たる理由は話を聴いてもらえないからであるという説明もありました。その話を真剣に聞きながら、何が原因で怒っているいるのだろうかと、思案を巡らします。そんなに大したことでないように思えます。もし、他の人から見たら、自分が怒っているときには、激情に翻弄されて、自分を見失っているように見えるかもしれません。

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