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技術:素性の良さ

 技術の素性を見抜くことができる人は成功する確率も高くなる。これは、うまくいきそうだ、感じられる技術がある。誰も、うまくやれる技術ならば、やる意味はない。自分が簡単できる範囲を一歩超えたところに、自己成長の種があります。世の中を変えるようなものを作りたい。新しい分野で誰も、できていなことに挑戦することで、いろんなことを学習できる。先行技術を導入して、さらに新しいものを創造することができる。先行技術導入のしやすさが鍵である。技術の商品化を前提として考えるなら、素性の良い技術と悪い技術がある。素性の良さとは実用化、商品化が容易にできるという意味である。どんなに可能性がある技術でも実用化の段階でトラブルが多く発生し、コスト高になり、利益を生まないと意味がない。「素性の悪い」技術には早めに見切りをつける眼力と決断する勇気が必要となる。「素性の悪い」技術は

① 小手先の技術を追加して複雑である。
② 全体を統一する設計思想に一貫性がない。
③ シンプルでなく美しさを欠く。
④ 自然の原理・原則に反する
の性質がある。

実用化に手間取っていたら、生産性が悪くなる。プラズマのフラットパネル表示装置がかって生産されていたが、液晶のフラットパネル表示装置とのコスト・性能の戦いで敗退した。

メアリー・カサットの挑戦

メアリー・カサットと国立美術館
cafefabulous2.blog.so-net.ne.jp/2014-12-10-1

日曜美術館「あるがままこそ美しい~メアリー・カサットの挑戦~」の番組がありました。エドガー・ドガ(1834-1917)と画家メアリー・カサット(1844-1926)との友情の話、近くに寄り添いながら、自分の世界に浸っている二人の子供

cassatte.jpg
の絵の説明を聞いて、懐かしさを感じました。

 女性が一人で外出することも、自由に絵の題材を選ぶこともできなかった時代。カサットは身近な家族や友人とその子供たちを徹底的に観察し、こまやかな視点で描き続けた。一見、親密で仲むつまじい母と幼い子の絵。しかしそこには現実の母と子の間にある、目に見えない複雑な心情までたくみに表されていた。女性であるが故の制約や偏見、身の回りに起きた苦難と闘いながら、新しい美に挑んだカサットの知られざる魅力をひもとく。


暑さとともに

 高校野球が始まりました。炎天下で野球をする高校生の気持ちにを考えてみましょう。私たちも、夏の暑さに影響されないで、目の前のことに集中したいものです。どうしたら涼しくなるかを考えると、目の前の大切なことが後回しになります。ある環境のもとでやるべきことがあるときに、やるべきことよりも、環境に心を奪われてしまいがちです。以外に、「現在に集中することは難しい」ようです。

 月から金は8時半から5時まで、クーラーがきいている状態です。それが当たり前になると、クーラーがきかない状態にいるだけで汗をかいてきます。涼しいところで快適に過ごしている人を考えただけで、暑さの度合いが倍化したように思えます。

 暑さを感じる度合は、メンタルなものです。高校野球の選手が暑いから集中してできないから負けたと、暑さを言い訳にするのは、おかしいことになります。暑さを避けよういろいろ対策を考えますが、あまり効果的でありません。思い切り、暑いことを前提で、目の前のことをやってみようと、覚悟を決めました。カナダの会社に注文したロボットが届いたので、週末に組み立てて、動かしてみようと、考えました。自分のオフィスが3階建ての3階で、屋根と壁に蓄積された熱で、過酷な暑さになります。一階の部屋にロボットのパーツ、パソコンを移動して、そこで、ロボットの組み立てと設定をやることにしました。窓を開けて、室外と同じ温度になるようにしました。暑いので、すぐに汗がながれてきますので、もちろん、水分を補給します。汗をかきながら、何とか、予定したことは終わりました。暑さが避けなれないものなら、共存したいものです。これから逃げるよりも、その中に飛び込んで、それを受けることが大事です。
 

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