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斉藤孝先生 来た球を積極的にうとう

 PHPのインタビューに斉藤孝先生の『来た球を積極的にうとう』がありました。講師になるまでの下積み時代があるから、いろんな情報発信ができます。自分の思い通りにいかない下積み時代の過ごし方で、人生は変わります。知識面や精神面を徹底的に鍛え上げて、苦労した時期に人生を勉強しています。当初は、自分一人でもやっていける自信があり、一生懸命頑張って、望みの仕事につけると思っていたそうです。反面、軽視していた部分があり、世に出て大活躍することに時間を要したそうです。人間関係がうまくいかなかったり、他の人たちや物事に物事に気配りがたりなかったり、ルールに無頓着であったそうです。

 明治大学の講師になり、自分の居場所を確保してから、心が安定し、物事がうまく回っていくようになったそうです。自分しか見えないときもありますが、さらに、周囲も見えるようになると、人生は好転していきます。一人で勝負しないといけない職業でも、要所要所で誰かに助けてもらっています。人が縁でいろんな仕事で声をかけられて、『来た球を積極的にうとう』のスタンスで本を出したり、番組を支援したりしています。気がつけば、テレビのコメンテーターの仕事もしています。人と一緒に仕事をするときに、自分に求められている役に徹し、ほかの人の才能も生かすことの大切さを知ったそうです。自分の才能がないと、自己実現で道を切り開けませんが、大きな世界に羽ばたくには、他者実現を目指すことが大切だそうです。素晴らしい人にはそれを支える一流のプロが数多くいます。

愛嬌のある人

 笑顔で人に愛されて、愛嬌のある学生がいます。彼は学校で6人の実習グル―プに属し、全体のムードメーカーとして、周囲も輝かしています。彼の欠席で今日はいつもの賑やかさなく、日頃の存在感の大きさを知ることとなりました。彼はバイトの長時間労働により疲労と寝坊により、本日は欠席しました。彼は深夜、あるパン工場のラインのバイトで、乗って流れてきたイチゴのヘタをひたすら取る作業に従事しています。その作業は単純ですが、注意力と忍耐力を要します。1人の主役は楽しくて明るい性格で、彼がいないと、そのグループ活動は低調で、盛り上がりませんでした。

 人に愛される人は、どのような性格的特徴があるのだろうか?こころが明朗で、曇りのないことです。素直な心で、心に邪な考え方がない事も大切です。人として道からはずれないこと、自分のベストを尽くすこと、自分のできる限界に近づいて、最高の自分を出すこと、人を傷つけないこと。それができないと、心にモヤモヤが生まれるそうです。自分に厳しく、他人には優しく思いやりを示す人は人に好かれます。

 心を開いていきていくと、自分の人生にも人の人生のも良いことがおきるように期待して生きることができます。人から愛されるために、素直な心になりたいものです。素直になり、原理原則を大切にして、人として道を生きていく姿は理想です。心を見つめ、心を整理しましょう。自分の都合を考えると、原理原則から外れることが多くなります。素直にならないと、真実が見えてきません。自分の心を見つめると、見えてくるものがあります。ともすれば、心がいろんな雑念で一杯になり、正しくものごとが見えなくなります。素の自分を認めて、受け入れ、それを活かすようにすることで、心に光が入ってきます。

 自分だけなく、周囲が良く見えるようになると、人に愛される生き方が見えてきます。他の人との心の接点を開いて人とつながることができます。そのために、心を働かして、正しい行動を取ることが求められます。自分がしてほしいと思うことを、他人してあげることができる人がいます。自分の心に余裕ができると、他の人にも良いことが起きることを願うようになります。周囲を支援することで、他人の幸せのお膳立てをしていると、自分が楽になってきます。

 

 

爆睡

 起きたら、午後2時半くらいになっていました。12時頃に目が一度さめたのですが、そのまましていたら、時間がたっていました。ちなみに、寝たのは、朝の6時位で、やり残した仕事をやっていました。やり残している仕事は少し気が進まない作業でしたので、効率悪く、生活のリズムを崩してしまいます。上手に眠ることはよりよく生きるコツとなります。
 
 睡眠を十分にとると、頭がさえてきます。あらゆる面で爽快感がうまれてきます。がぜの前兆の症状が緩和されました。休みが短くなることが欠点です。TVを見ていると、アナウンサー羽鳥慎一が出てきました。よく見ると、睡眠不足で頑張っているような印象を受けました。 アナウンサーの生活は不規則で、ありのままの姿がさらされますので、神経を使います。人と接する仕事をしている人は、表情が大切ですので、睡眠は十分確保したいものです。


 「脳は休ませると10倍速になる!」 著者:苫米地 英人を買って読んだままになっています。
 10倍速のタイトルは誇大広告です。睡眠には、昼間に体験したことを長期記憶として整理する働きがあります、最低6時間は必要といわれます。レム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠中、記憶の整理と定着が行われます。ノンレム睡眠中は脳の休息タイムで、成長ホルモンを分泌させ、大人の場合は傷ついた細胞の修復など体のメンテナンスを促進するそうです。


困らない生き方

 困って生きている人、困らないで生きている人がいます。トラブルの多い人はその人の性格にも問題がありますが、それぞれの困り方も様々です。

こまる【困る】(大辞林 第三版の解説)
① ある好ましくない事態が発生し,そのうまい対処の方法が見つからずに悩む。
② 相手の行為を迷惑に感じる。
③ 不都合である。
④ 必要なものや金がたりなくて苦しむ。窮乏する。

 トラブルの少ない人は、きっと、困らないで生きていける人です。自分が問題と感じることを説明し、関係する人に理解してもらうと、簡単に解決できる問題もあります。ずっと我慢していると、ある日限界を越えてしまうこともあります。複雑な人間関係ですっきり問題を解決する手法を身につけたいものです。

 上手に生きている人は嫌なことを自分で引き受けながら、周囲を巻き込んで問題解決を図ります。そして、解決できる問題を自分の課題として捉えて行動します。解決できない問題については受け入れます。状況を把握して問題解決できる人は、説明上手でGive&Takeのバランス感覚が優れています。相手の立場に身をおいて考えることなど、徳を大切にすると、よりよく生きることができます。

 理解のあるチームでは、お互いがあるべき姿を共有し、全体を活かすために、個人が主張すべきこと、我慢すべきことが明確になっています。個々のことを平等に尊重しないチームでは、共通の価値観は形成されずに、バラバラになり、個人が優先されて、損する人、得する人が生まれてきます。個人の能力差、得手、不得手を考えて、適材適所で誰も納得する処遇を行うことは不可能です。自分が損している感じている人は不平不満を持ちます。

 個人より全体の調和が大切ですが、個人がそれぞれ抱いている問題について言及せずに、チーム全体として、現状は問題なく、うまくいっているとは言えません。個々の問題を解決しながら、全体の調和を見出すことが理想です。個人が不平不満を我慢していると、その状況は改善されません。それについて何も言わないでいると、周囲はその問題の存在に、気がついてくれません。しかし、それを言うだけでは、問題解決につながりません。お互いにとって何が好都合で、不都合であるかを対比させて、双方が納得できる合意形成を図ることが大切です。うまく相手の都合を理解し、譲歩と説得と交えながら、こちらの不都合な点を減らしていくことができます。

 あなたが現状において不平不満を言いたくなる問題があるとします。問題とは現状(実際の姿)と目標(あるべき姿)との差異」です。人によって価値観、あるべき姿が異なるために、問題に対するとらえ方は人によって異なります。ある人は「これは問題である」と主張し、他の人は「これは問題ではない」と反論することはよくあります。あるべき姿について共通の理解があれば、相手の人と一緒に、問題解決について課題を議論することができます。問題を解決するために、行動を起こして取り組むことを明示したものが課題となります。

週末のシエスタ(昼休憩)

 「心が落ち着ける環境づくり」ということで、今日の午前中は、部屋の片づけをしました。本が部屋中にいっぱいあって、片付かない状態でしたが、だいぶ、すっきりしてきました。それでも、廃棄したいものに溢れているので、60%の整理度で終わっています。昼食後、少し風邪になりそうな感じでした。電気ヒーターの前で、部屋で作業をしていたはずですが、目が覚めると周囲は暗くなっていました。4時から6時30分まで猫のように完全に熟睡していました。エネルギーもしっかりチャージされ、少し気分はよくなりました。週末に休養をとらないと、平日に無理ができなくなります。

 スペインではシエスタ(昼休憩)があり、業種、地域によっては、13時から16時までの間、休憩を取る習慣が残っているそうです。日本でも、前日からの疲れを解消するために、30分の仮眠を取れれば、生産性があがります。不規則な生活をしないのが、一番大切です。

 「チャーチルの昼寝 人間の体内時計の探求」という本があります。昼寝の名人ということで、Winston Churchill、Lyndon B. Johnson(米大統領)、Napoleon Bonaparte、John F. Kennedy(米大統領)、Thomas Edison、Stonewall Jackson(南北戦争時代の南部連合の軍人)、Ronald Reagan(米大統領)、Salvador Dali(画家)だそうです。ハードワークを乗り切るには、短い時間、寝ることも理にかなっています。ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)は、1874年11月30日生まれで、74歳になる前に2回目のイギリスの首相をつめて、戦時中イギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導きました。(在任期間1940年5月10日 - 1945年7月26日、1951年10月26日 - 1955年4月5日) 昼寝をすることが日課であり、他人にも勧めていました。国会会期中であっても昼寝ができるように議事堂内にチャーチル専用のベッドが用意されていました。

 ちょっと横になる習慣は学生でないと、できない習慣です。猫に学ぶ本気に寝る極意がありました「猫は自分が落ち着ける場所、気持ちのいい場所をとことん探します。それも1カ所に決めてしまわないで、常に「もっといい場所はないか」と追求を忘れません。居心地のいい場所を本能で探します」(新美 敬子 :世界を旅する犬猫写真家)。
1:自分にとっての「コンフォートゾーン」(安心できる、居心地がいい場所)を見つけ、確保する
2:「新しくて清潔な寝具」で寝る 
3:昼寝のときは「日向ぼっこ」を活用する
4:何も考えない、心配しない


 

子供、ゲーム、教育アプリ

 長い間、温めていた、自分のアイディアを世の中にだして、多くの人を楽しませる人は素晴らしいと思います。だだ、世の中では、素晴らしい商品が絶えず生まれていますので、その中で精彩を放てる確率は小さいかもしれません。子供が楽しめる教育アプリで本物の木のおもちゃで遊べる世界初のiPadゲームをミーニョ大学(ポルトガル)の先生をしているグループが作りました。(https://www.facebook.com/Magikbee/)そのメンバーの独りに、アメリカにいるときには知り合いになりましたが、どこにでもいるスマートな人と思いました。

 子供は、コンピュータで楽しく学べるしかけを作っています。T-言葉は子供の好奇心をくすぐり、感性と創造性を磨くツールです。

 T-言葉は事前識字スキルを開発しながら、子供たちは遊び心の音、単語や文章を探索するためのインタフェースです。 インタフェースは、子どもたちが記録して、録音した音声を再生することが可能な矩形ブロックで構成されています。 さらに、子供たちはそれらの表面上に描画することにより、ブロックをパーソナライズすることができます。

 子どもたちは、そのような物語に従事しながら、韻を構築する音と言葉で遊んでだけでなく、文章のさまざまな組み合わせを試しなど、さまざまなリテラシー関連の活動に従事することができます。 ターゲットオーディオインターフェースのスキルので、それが子どもの早期リテラシーを促進するために貢献し、音韻意識と感性の開発を促進することができます。

小さなことに喜ぶ

 「人は皆、苦労を厭い、面倒なことを避け、自分中心に生きようとする傾向があり、私もその例外ではありません。しかし、人間らしく、よりよく生きるということは、このような自然的傾向と闘うことなのです。」 (渡辺和子の著作「面倒だから、しよう」より)

 今日のことですが、忙しい時期なので、自分の時間を取られることを面倒に感じました。午後、4時間も発表会に費やすのはつらいと、思っていましたが、それに参加してみると、想像以上に、有意義な時間を過ごせました。面倒なことと思っていても、実は、それに対する褒美が隠されていました。

 正しくマインドを使うと、問題は解決できるようになっているようです。マインドというのは、人生の伴侶みたいのもです。いい伴侶と歩けばピクニックで、悪い伴侶と歩けば修行です。先入観なしに背負えば「重たくないもの」ですが、いらないことを考えて、自分で苦しむことをしています。それをわざわざ重たくして背負うことをしています。

 毎日、自分の思い、夢を実現するために、問題に悩みながら、生きていきます。問題からいろんなことを学び、人は成長していきます。思いを持つからこそ、それを実現しようと、努力している面もあります。簡単に、思いを持たないで、悩みがなくなることを言われても、それまでの生き方で感じた充実感も捨てがたいものです。それが唯一の生き方ではありません。今の悩みから解消される自由な生き方も選択できます。別の観点からみると、「何でも大した問題ではない。」ということがわかります。自分の思いに沿わない、しないといけないこと(面倒なこと)もやることで、自分の欲望を抑える自由、自己統制力が身につくそうです。

 心の中にひっかることをなくして、小さなことに喜ぶ生き方をしていると、人生はうまく回転していきます。人生において毎日のようにいろんな問題があって、心配ごとがなくなりません。問題に気づいたら、そのまま放置しているわけにいかないので、重い腰を上げて取り掛かります。何か気にいらないことをつくっては、いらいらしています。生きていくことを難しくしているのは、私たちです。心の置き所を正しくすると、いらいらは解消します。

 いろんなことに心を痛めます。心の痛みは自分で作っています。やりたくないという気持ちをもつと、問題が大きくなります。嫌な問題が現れると、それに向かうことが少し億劫になります抵抗しないで、嫌がらずにすぐやると、解決します。問題を受け入れて、ありのままを見ると、手に負えない問題ではないことがわかります。あまり心配をすることはよくありません。「何でも大した問題ではない。」と思うと、気が楽になります。問題は、問題の背後にかくされている真理を学びためのレッスンです。心の中で、よく、面倒だなという言葉を呟きますが、考えてみると、好きなことだけができないイライラを抱えていそうです。渡辺和子さん・「この世に、「雑用」という「用」はありません。仕事を雑にしたときに、雑用となるだけです。有意義な仕事にするか雑用にするかは、あなたの心の持ち方次第だと思います。」

 「めんどうくさい頼まれごと}をされる人は、神様に選ばれた運がいい人。めんどうくさい仕事こそ引き受けよう (作家 中谷彰宏).


 
 
 

引き寄せの法則

 引き寄せの法則は、潜在意識に眠る無限のパワーを利用するうえで、魅力的です。経験していることをポジティブに解釈して情報整理していくことで、潜在意識の力をうまくつかうことができるようになります。一歩間違うと、安易主義になってしまいます。用意周到に人生を設計してうまくいかないことをありますが、偶然にものごとが好転していくときもあります。人生のベースとなる部分はきちんとできないと、だらしなくなります。だらしなく、見苦しい人ならば、人望もなく、運もさっていきます。

 問題を真摯に受け止めて、それを解決することに、専念すべきです。問題を解決するために、やるべきをしないと、何事を解決しません。それでも、自分に都合の良いことがおきない確率が高いのは事実です。起きてしまったことをどのように解釈するかで、次の展開が決まります。自分に手に負えないことを大きく考えると、希望が遠のき、何をやっても、駄目ではないかと、不安になります。不都合なことが起きるのを当たりまえです。自分に手に負えないことにであっても、あわててはいけません。ただ、身をかわして、困難から逃げてはいけません。追いつめられると、進退きわまって、八方ふさがりに思えます。

 でも、オプションとして、好転できる部分があります。自分で手に負える部分が80%で、80%をきちんとやることです。そこで、悪い条件で頑張っていると、実力がつきます。あと20%のどうしようもない部分は運任せでいいかもしれません。あきらめない気持ちがあれば、なんとかなります。楽天的に進めていくと、偶然が味方することがあります。


会社と数の力

 本人は気がつきませんが、人のあらがしが得意な人がいます。周囲にいい人材がいないと、不平不満を募らせている人がいます。独りで、問題を背負わずに、周りの人にまかせられるようにしましょう。対応さえうまくやれば、好転できます。自分のレベルにあった人が集まっていると思い、ともに成長しようという考え方が必要です。間違っても、やる気をそぐようなことをしないようにしたいものです。

 中小企業は、人集めに苦労します。少数精鋭で、いい人材しかほしくないというスタンスは、勝ち組の会社なら可能です。社長がそのような発言をしていた会社が倒産しました。勝ち組は、誰でも働きたいなと思う魅力ある仕事をするチャンスもあり、よい雇用条件を提示してくれます。良い人が集まるので、最終選考に残るのは、優秀な人材です。

 中小企業の場合、仕事内容、雇用条件が魅力的でない会社ならば、人を集めるのに、一苦労ですし、折角苦労して育てても、人が定着しません。そこで、いい人材しかほしくないと思うのですが、なかなか人が採用がうまくいきません。ベテランが残り、若い人が定着しないと、会社は活気がなくなります。本気に人材育成に取り組む姿勢があれば、人が多くいることは、メリットです。社員に会社をすべきです。どんな人間でも相手の良さをほめながら、欠点を徐々に教えてあげる。戦力にすることができたら、会社はいい方向に向かいます。気がつけば、やる気に火がついて、なくてはならない人になっています。

 優秀な人材があつまらなくても、ある程度、そこそこの人材を集めて、仕事を回す方がうまくいきます。時間をかけて経験を積んでもらい、気長に人を育てることで、企業規模を維持できる程度がいい場合があります。売上、仕事の量が確保できれば、数が多いほど、会社にとっては有利です。大企業のように、集中と選択で、市場を席巻することは不可能です。ニッチの市場で、利益を確保して、社員に業界並の給料を出せたら最高です。


救世主:人に助けられる

  失敗を恐れずに、みんなで挑戦すると、誰かが助けてくれます。「みんなで、やってみとくんなはれ。」衆知を集めると、問題解決できます。最初は、全員ができなくても、独りができると、全員ができるようになります。問題があると、救世主のような人が出現して、その苦境から脱出することを手伝ってくれます。独りの視点で問題を見ると、拘りの部分の影に、見えない部分が生じます。多くの視点で見ると、見えない部分がなくなります。拘りの部分が異なるので、見えない部分が解消されます。

 仕事、学校の勉強において、充分に準備をしてから、懸案の課題に取り組むことが理想です。準備はできないままに、予定した時間を経過しても、先延ばしとなります。「間違ってから、対応策を考える」こととして、準備不十分のまま、いきなり、やってみるとなります。」グループで行う場合は、最初は、多くの人がトラブルの連続ですが、動かない、わからないとみんなで大騒ぎしている間に、偶然にだれかが問題解決を見出してくれました。ある数名ができると、自然に全体ができるようになります。

 引継ぎ資料もなく、新しいマイコンとそのテスト機器を使うことになりました。最初は、マイコンのソフトウェアのみでしたが、いよいよソフトウェアとテスト機器のハードウエアを使うことになりました。いいマニュアルがあると問題なく、すべてがスムースに流れていきます。マニュアルに書かれていない箇所が問題になることもあります。

 マニュアルに従って同じ手順でサンプルの同じプログラムを作成していくときに、できる人とできない人がいます。手順通りにプログラムを作成しても、評価機器の設定が異なり、動かない場合があります。多くの人が間違っている問題でありながら、不具合の原因が分からない時があります。マニュアルの不備、問題の箇所をある人が発見し、全員に教えてくれたので、助かりました。感謝。救世主が現れました。

 4割くらいの人が間違って困っていました。あるできない人に対して、プログラムにミスがあると思い、プログラムを書き直させて、3回もテストを行いましたが、原因も判らずに、動かないままでした。実際は、説明文に何も書いていないところが問題となっていました。わからなく当たり前だと思います。同じ課題をしていると、独りがやり方を判れば、やり方を他の人に教えると、全員ができるようになります。

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