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トラブルと警察

 公共の建物は、セキュリティで遠隔地から管理されています。異常警報があると、すぐ警備会社の人がやってきます。人が建物の中にいるのに、外から閉めてしまうと、警報が発生することもあります。そのたびに、警備会社の人がやってきます。
 ある施設の本部棟にファックスをするために休日の夜に入りました。カードキーを使って、入り口のドアーから鍵を解除して、建物に入ります。誰もいないオフィスなので、旅行会社に日程の打ち合わせの書類を送信して、10分位ですぐ建物から出てました。本当は何事もなく、普通の休日で明日の準備を行う予定でした。
 残念ながら、いつもとは何か、違ってました。FAXをして、個人のものを取りに車に乗って座席に座っていました。FAXから5分くらいしたら、警察の人から車のガラスをノックされました。物々しく8人位の警察官に囲まれ、いろいろ職務質問をされることになりました。状況がわからずに、職務上の習慣で8人の警察官から疑い深く質問をしてきました。こちらも他にしたいことがあり、急いでいました。自分の身分を証明する書類が手ものになかったので、自分の部屋までもどって提示することになりました。内心、イライラが募って、なぜ、そこまで、大騒ぎしているのかという気持ちが警察の対応にも表れてしまいました。次に警備会社の人が来て、先ほどまでいた、建物で、それまで何をしていたか、説明をすることになりました。
 カードキーを使って、建物に入ったときに、警備会社の警報装置が誤動作して、プロである警備センターのモニターをしている人が不法侵入があったと判断し、警察に連絡をしたようです。入口から入って廊下を移動するたびに警報が発生し、緊急事態発生ということになりました。いろいろ状況を確認して、警備会社の警報装置が誤動作していると結論が出るまでの間、警察の人からの質問で攻撃される弱い立場に立たされました。警報装置の不具合を責めることはできないので、警察、警備会社の人、私も、被害者意識を持っている感じになってしまいました。重大な事件でなくてよかったという言葉で、その場を取り繕いながら、人が散っていきました。それぞれの人の心に何が去来したかわかりませんが、もう少し、心に余裕をもって対応できたらと、反省しました。


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