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清々しい春

 この世の中には、いろんな人の心を和ませてくれる仕掛けがあります。創意工夫で、生活空間が大きく変わります。もし、初めて訪ねる場所の入り口で、きれいな花が迎えてくれるとしたら、どうでしょうか?清々しい風が吹く、春の正午まで小1時間、6個の大きな鉢に花を植えて、玄関を飾る作業をしていました。

 大きな鉢に園芸用の土を入れて、30個のいろんな種類の花を6つに分けて、きれいに配置するのを見ながらも、少し手伝いました。如雨露で水を注ぎました。そして、これまで閉ざしていた正面のゲートを開いて、6個の大きな鉢を並べました。清々しい春風が通り抜けました。

 その作業をしていた方をYさんとしましょう。とりとめのない、冗談にあふれる、いろんな話をしながら、Yさんの東北大学の医学部にいる息子さんの話を伺いました。なかなか帰ってこないことを少し嘆いて寂しいそうでした。実は、もうひとり、息子さんがいて、19年前に、医学部一年のときなくなったそうです。もともとは、工学部系に行こうと考えていましたが、兄の遺志をついで、高校のときに進路変更したそうです。すぐ話題を、変えました。人の心の悲しみって、普段は表にでることはなく、何かの拍子で、でてくるものらしいです。
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