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公務員天国

 公務員は、税金を使っていますが、自分で稼ぐことをしません。思い切り予算を確保して使っている方が大きな仕事をしている幻想を感じます。税金でこんなことをしていいのだろうか、ということを考える人が少なく、国債や借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」の残高が、1057兆2235億円(2015年6月末時点)です。総人口の概算値をもとに単純計算すると、国民1人当たり約833万円の借金を抱えていることになる(7月1日時点)そうです。

 公務員は、居心地は良いのだろうか?悪いのだろうか?それは、組織次第です。優秀な人が集まっている職場なら、公務員であろう、民間であろうと、活気はあります。人事制度がよければ、どちらも働きやすいことは確かです。生き甲斐、働き甲斐を何に求めるかというのは課題です。

 若くて、機動力があり、突出した能力がある人は、公務員という枠に収まりきれません。優秀な人にとっては、民間の方が能力を自由に発揮できる裁量があり、実力主義により、その貢献に見合う報酬を得ることができます。公務員にある制約もなく、実力主義で自分の可能性を最大限に発揮できることで生き甲斐を感じることができます。自分の努力が正当に評価されると、やる気が生まれます。自由な雰囲気で、のびのびできることは、民間の良さです。

 優秀な人にとっては、公務員にある法令で定めた制約があり、不自由に感じられるかもしれません。国の官庁で働くキャリアの優秀な公務員がいて、国に命運を左右するような気概のある仕事をしているのも事実です。優秀でない人にとって、景気の影響を受けることなく、雇用が安定していることはメリットです。

  雇用が安定しており、組織改編又は廃止を行い改編後の定員が減らない限り、解雇されることはありません。業績が非常に悪くても、解雇されることになく、問題のある人でも、なかなかやめさせることはできません。問題の人の処遇が大変で、税金を使って、働かない人の雇用を保証していると、その弊害は、サービスを受ける人です。

 実は、公務員は天国でありません。余り、表に出てこないことが多くあります。先日、飲酒運転で懲戒免職になった事例の説明がありました。困った人は公務員にもいます。精神的に病むとか、不治の病に陥る、個人的な理由もありますが、民間の厳しさが少しあれば、改善されるような問題もあります。どんな理由であれ、働けないことによるその負担も周囲の人が背負うことになります。組織の退化が進んでいきます。



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