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静けさ(Quiet Zone)

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 心の持ち方で、余裕があり優雅な人と、そうでなく性急な人がいます。心をうまく、コントロールできるといいなと思います。実際は、ふと、思いついた感情に流されています。化学反応みたいな感じがします。心に余裕のない人は、忙しく、いろんなことに振り回されてしまいます。雑事に心が休まらないと、創造的で生産的なことができなくなります。有意義な人生を送るには、誰にも邪魔されずにひとりで静かに考えられる環境が必要です。

 創造的で、心に張りがあり、生き甲斐がある人生を送りたいものです。自分がしたいことはなにか、自分自身を知るために、気づくために、自分と向き合うことも、必要です。気を散らさないで集中して大事なことをする落着ける時間帯、場所があればいいと思います。中国の欧陽 修(北宋の詩人、政治家)は、いいアイディアが生まれる場所として、三上(馬上、枕上、厠上)といっています。「余平生所作文多在三上。乃馬上・枕上・厠上也」それぞれ「乗り物に乗っている時」、「布団で寝ている時」、「便所の中」です。確かに、車は空間として利用価値はあります。

 便利な社会になり、感覚を刺激する情報に囲まれています。ユビキタスUbiquitous(「遍在する」)がモバイル時代を象徴する言葉として多用されました。スマートフォン、携帯電話のサービスが普及して、メール、インターネット、音楽、ビデオがいつでも、どこでも、だれでも、使用できるようになりました。インターネットは、雲のような世界です、そこに繋がることで自分が生きている世界がかなり広がってしまっています。

 物理空間に比べて、制約の少ないインターネットという情報空間を手にいれてしまったことにより、新しいサービスを享受できるようになりました。ユーザーに応じていろんな使い方が生まれています。Facebookのサービスではわざわざ仲間からメッセージが届くようになっています。Facebookには学生が集まって、リアルタイムで経験したことを共有しています。イーターネットでは、広告で収益をあげるビジネスモデルがあり、ユーザーの関心を引くために、いろんな工夫がされています。広告は不必要なことを知りたくないユーザーにとって厄介な存在になります。

 若い人たちは携帯電話に過度に依存しています。気がつけば多く毎月かなりの額のお金を通信会社に支払いをしています。毎年のように、最新の携帯電話に買い替える人もいました。携帯電話を忘れてそれが手もとにないと落ちつかない人もいます。友達、同士で集まっても、携帯に触りながら、話をしたりしていています。

 人を邪魔したり、されたりします。生活、仕事の場において、不意に人がきて、普通に話をして去っていく。または、人が忙しいときに訪れて無駄話をしていく。気を散らさないで,いましていることに注意する習慣が必要です。気になることがあったら、それを片付けてから、やるべきことに集中する。人生の時間に限りがありますので、本当に自分の価値を高め、自分がやりたいことに時間をかけたいものです。「全気全念」という言葉あります。その瞬間にすべての気を注ぎ込んで物事に取り組むことです。
 一日1時間でも2時間でもいいですので、曇りない心でこれをやると決めてやると、心に余裕がでてきます。思い切って、雑事をやらない週間、時間を自分で作ることも必要です。

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