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お客様志向って

 
 おおきに、まいど、商売繁盛の秘訣ですが、ビジネスライクな社会で、人間的なぬくもりを感じるために、お客様志向ということは大切かもしれません。周囲の人を楽しませて、明るくし、はっと驚きと感動を与える仕組みをつくれば、お客様は自然に集まってきます。

 人生は、分かち合いです。喜び、楽しいこと、つらいことを共に経験することで、同朋意識が生まれてきます。他人から喜ばれる存在になりたいという、ささやかな思いをもっている人がかなりいると思います。一緒にいて、楽しい人の周りに笑顔が絶えません。買い物をするときに、どんな人から買うとうれしいでしょうか。人からいろんなものを善意してしてもらうことも、うれしいですが、それよりも、世の中の人に役に立てるときにうれしいものです。

 いろんな本にお客様志向の大切について語っています。ある店の経営者が、お客様への適切な対応、おもてなしができない場合には、商品が売れない可能性がでてきます。お客様志向って、他人から喜ばれる存在になる一歩です。それには、気づきが大切です。お客様志向って、自分には関係ないという人でも、婚活、就活、相手に自分のよさを知ってもらい、マーケティングする必要があります。人に喜ばれる存在、気づきと思いやりをもって生きている人間は、お客様志向の生き方ができるのかもしれません。

 お客様と自分が共に栄えていくために、自己本位だけなく、お客様志向も必要になってきます。お客様って、親、友達、先生、同僚、自分の身近で毎日、接している人であるには、相手に自分が必要される場合には、自分が相手に何ができるか、考えることは簡単です。親、友達、先生、同僚が有難い、感謝できる存在であるときには、それなりに、相手のことを考えているかもしれません。人間関係が緊密な場合には、ある程度、うまく、できています。しかしながら、自分のお客様がはっきり見えない場合には、相手のことが視野に入らずに、相手に価値あるものを提供することは難しくなります。お客様に喜んでもらうにはどうすべきか、できない人が多くいます。高い確率で、お客様志向といいながら、勘違いをしている人の中に自分自身がいることもあるようです。

 日本ほど、豊かになってしまうと、これから成長する新興国の人々の生活、メンタリティ、価値観を理解できずに、彼らの心にぴったりくる商品をつくれるだろうか不安になります。日本に入れば便利で、居心地の良い生活が享受できます。新興国の人を理解し、一緒に仕事をしたい若者、大人がどれくらいいるでしょうか。日本の会社って、海外の消費者からみたらどうなのだろうか。

 謙虚になって、自分の足りないことを反省しながら、周囲の人に何ができるか、考えなおしてみましょう。低姿勢で、子供のような素直さで、謙虚にあるがままの現実を見られることが大切です。山麓から山頂を眺めて、お客様の満足するものをつくることに挑戦したいものです。自己本位という立場を堅持しながら、世の中のニーズに気付きたいものです。

 自己本位という立場、個性ある社会に不可欠ですが、相手の立場になって考えることもとても重要になります。相手のことを考える人が、自己本位に生きても、支障がなく、むしろ、社会の活性化につながります。相手のことを考えない人が、相手の個性と自由を尊重しない、自己本位になってしまうことは危険です。自分の視野の狭さをどのようにして克服できるでしょうか。本人が気がつかないのに、周囲の目に明らかなことってあります。
  
 富士山のように、高くそびえる人もいます。創造性のある一握りの天才で、トップダウンでお客様の求めるものを提供できる人もいます。凡庸な人がトップダウンで考えると危険があります。トップダウンで考えると、市場をリードして、未来のビジョンを体現できる人もいます。高い山から見下ろす姿勢で、生意気で誇り高く、独裁者のようですが、市場が見える人がいます。市場の声を聞きながら、性急にものごとをなしとげてしまいます。

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