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改良(複雑さを減らす)

                           
 師走。この一年、何をしたのだろうかと、振り返ると、やり残していることが多いようです。できなかったことは、やらなくよかったことだと思いましょう。身の丈にあった生き方をしましょう。12月は、無駄なことをしていることに気がつく季節です。生活設計がうまくいっていない。基本ルールは、複雑さを減らして、簡単することです。

 次の年に余計なことを持ちこさない為に、整理をしましょう。身軽になりましょう。多くの人が、世の中にしなくてもいいことをしています。素直な心で考えて、わかりやすく、簡単に生きましょう。それで、人を幸せにできたら、本物です。

 改良しようとして、余計なことを増やして、社会が複雑になるのは、スマートな人が原因です。情報操作、不都合な真実は、隠ぺいされています。スマートな人は、高尚なロジックと仮説をもとに、複雑で装飾の多い表現で、世の中を煙にまいています。誤ったことを真実だと思わせるような、説得力があります。彼らには、二面性があります。斬新で自由な発想で多くの人を魅了しますが、問題解決能力、倫理に欠けることがあります。新しい切り口、やり方の手順、世の中の仕組みを変えていきます。他方で、これをやってはいけないことを、所謂、禁じ手をしてしまいます。役所は、無駄なことをつくることにかけては天才的です。赤字国債が増えていく。

 業務が増えていくのは、本来はしなくてもよかった以上のことを求めることにあります。例えば、自分たちがやっていることの80%は無駄で20%位が価値あると考えたら、省けることが身の周りにあることがわかります。全部が大事であると、100%をやろうとすると、非効率になります。改良は、ものごとを単純にしていくことであるようです。簡単でわかりやすいものに、価値があります。余計なものをいっぱいつけると、身動きできない状態になります。過剰な価値を求めると、無駄と複雑さが増えて来て、適当にすますことも大切です。無駄なものを省く(無視する)適当さが大切です。

  うまくいっていることまで、変えて、調子をくずすかげには、暇な管理者がいます。彼は、理路整然としてしていますが、意外に問題を創り出しています。自分が理解しているように、ものごとをしないと、すまないその性向は、混乱の原因です。その結果、身のまわりには、不用なもの、仕事が溢れています。真面目で、頭の良い人は、奇妙なロジックで、どんでもないものを創り出します。周囲は、その影響を受けて、効率が著しく低下します。典型的な例は、政治家、経済学者かもしれません。支払いきれない赤字を増やしています。
 
 付加価値を追及しているようで、実は無駄なものを付加しています。無駄なものが氾濫しています。見た目が複雑になっているようです。複雑さがもたらす弊害は、想像を越えています。人間自身が自らつくりだしたものを制御できなくなっています。政治、経済、会社、学校、人間関係、簡単にすればうまくなるものも、心ない人がいて、複雑さを創り出しています。

 余計なことを付加して、本来の良さを台無しにしていることを知らない人が多いようです。価値ある改良とは、複雑さと無駄を減らして、単純化していくことであります。簡単にすませることができるのに、ものごとを複雑にして、わかりにくくしています。しなくてもいい仕事を増やして、焦点が曖昧になっていくようです。手順を簡単にしていくことで、手間が省けます。

 目標をもって、その日、その日を区切りとして、生きるためには、自分の身の丈を知ることが大切です。変える必要がないことは、変えないことも大切です。余計なことをしないで、のんびりと構えて生きることが大切です。頑張りすぎて、余計なことをしていることに気がついたら、腹をくくって、やらないことを止めていきましょう。

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