嵐の大野さんのワーク・ライフ・バランス

　
　「ワーク・ライフ・バランス」が大切です。オンと同時にオフも充実させよう。それが人生を豊かにする第一歩です。趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネットと多彩な大前研一が”遊ぶ奴ほどよくデキる ”という本を書いています。忙しい人も、自分の時間をしっかりつくっています。人を過信してはいけません。取り扱い注意として、非常に手間をかけて優しく扱わないと壊れやすいものです。遊び、健全な現実逃避も、有りかもしれません。

　嵐の大野智さんは、イラストレーターになることを夢見て絵を描き続けています。オフモードがあって、自分の心のスイッチをもって、切り替えているのはすばらしい。作品の構想を練ったり、手を動かして創作するのはすばらしい。オフの日や番組収録前にもたびたび釣りに出かけています。嵐の場合には、遊びと余裕があり、こころをほぐしていろんなストレスを発散しています。

　スケージュールが詰まっていて、休息がとれない状態になると、ロボットのような生活になってしまいます。義務感が強くて、スケージュールの仕事を消化しないといけないと、ストレスがあっても休むことはできません。それが継続すると、ストレスが蓄積されて、神経がパンパンとはって切れてしまいそうになります。心が狭くなり、些細なことが気になったり、スムースに流さないといけないのに、流れが滞ってしまいます。

　上司は、巧妙に仕事を頼んできます。暇な人に頼んでくれればいいのに、断りたくでも断れない状態になります。あなたは、いい人ならば、不平、不満をいうよりも、心のなかにしまっていることが多いようです。真面目な人ほど、ストレスを貯める傾向があります。時間があるときは、ちゃんと仕事を仕上げられますが、時間がなくてテンパって処理して、軽いミスがあっても、大筋があっていたら、気にしないようにしましょう。しかし、心の中に抑えているものがあると、イライラしてきます。人で抱え込まないで、ほかの人もうまく使いましょう。全員で仕事を分かちあうと、大きな仕事でも小さく分割されるので、負担は減ってしまいます。仕事がうまく回転するときは、みんな協力しあうときです。

　楽しく、自分の夢を追求していっていたのに、実は余りに成功を急いだために、燃え尽きることがあります。東方神起のメンバーも人気があり、あまり売れすぎた結果です。ファンがいると、日程的につらいことでも我慢したり、期待に応えようと無理して頑張します。会社が調子に乗って手を広げてしまうと、メンバーは、休む間もなくて、体の調子を維持するのも大変なようでした。その結果、見えないストレスが限界まできて、活動休止になりました。活動のペースをゆるめて、のんびりとして、気持ちよくやすみ、個々のメンバーが人間の幅を広げることが今です。少し人間らしいペースで個々の仕事をできるようになったと思います。内面を充実させて、心が楽しくなると、周囲まで和やかな雰囲気になります。

　　心が硬くなると、しなやかさがなくなります。心は正直です。関係のない周囲の人にいらいらをぶつけて、不機嫌な感情をあらわにするのも、困りものです。心のストレスの原因を突き止めて、解消する方法を探すことが大切です。思い込みや枠にとらわれない、自由な考え方も必要です。

枠＝人それぞれの思考や価値観、自分や他人の価値観を尊重できること。思考の枠から自由になる新しい見かたもでてきます。
軸＝人それぞれの判断の基準や基軸、自分が何を大切にするかを明瞭にできること。会社などにおいて、それをどのように捉えて振る舞うを決めること。自分の軸があれば、ぶれない自分ができてきます。
場＝会社などの自分が存在している場所をベースに自分のライフスタイルを見直すことも大切です。その場から離れた生活も充実させましょう。

コメント 1

ポイントがなくなって払えなくてメールが出来ないのでゴメンね…夢、目標、趣味、大切だと思いますよ。頑張ってください。
by リス (2012-11-21 16:30)